見出し画像

{早い}年に一度の対面(6月26日月)

もう随分長い間、契約している保険がある。
その契約内容の確認ということで、生命保険会社の担当の方が、1年に1回、わざわざ自宅を尋ねてきてくださる。
一昔前は利率がとってもよかったので、貯金のつもりで契約している一件。
大した金額でもなくて、ややこしい内容でもない。なのに、年に一回きっちりとお越しになる。

現在の保険の契約内容の確認と言いながら、どんどん新しい保険が発売されているので、その保険の案内が主であるというのは、私もわかっている。新たな保険に入らないつもりなのに、説明してもらうのも気の毒で、もう来ていただかなくても結構ですと何度も言っている。でも、これも大事なお仕事のようで、やっぱり年に一回、来られます。

そんな保険会社の訪問のお仕事について、エッセイストの岸本葉子さんが、ラジオで語っておられた。最近の出来事について聞かれた岸本さん、「年に一度の契約内容確認というので、来られたんです。1年たつのは早いですね」と話されていた。

岸本さんは、この訪問も風物詩のような感覚で捉えられている。
私、そんなにムキになって拒絶することもないかと、何だか力が抜けた。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?