10年以上ニコニコのプレミアを辞めなかった自分が思うこと

皆様、こんにちは

淫ク☆投稿者のナハルです

ニコニコ動画が15周年を迎えると言うことで、Twitterでそれらについて話している呟きを観てみると...

「いい加減30分越えると落ちる画質を何とかしろ」

「淫夢から目をそらすな」

「Vに媚を売ってるサイトはオワコン」

そんなニュアンスの指摘や、負の歴史を掘り返す声がたくさんあります。

まあ、仕方ないですよね、私は10年以上プレミアを続けてきたわけですが、正直自分の見たいジャンルや投稿者以外には無関心だったので、よほどのことが無い限り、ニコニコに対しての非難や、脱退したこと誇らしげに語るユーザーには無関心でした。

それでも、全盛期程の勢いがないことは認めざるを得ませんし、時代のニーズを考えれば、YouTubeで事足りるとか、有能な投稿者がYouTubeに亡命したという意見を否定も出来ません

それでも、プレミアでい続け、あくまでニコニコで動画を追い、投稿してきましたのはなぜか?

コメント機能が他の動画サイトに勝る機能であったり、そのコメントと共に動画をチャカして楽しむ遊び方に、未だ魅力を感じているという部分は勿論ありますが...

根元にある訳は、やはり、人生を支えてくれたという点に尽きます

私は、学生の頃、所謂マイナー型中二病という奴で、ニコニコで頻繁に投稿されていたフリーゲームの実況や、当時はまだ市民権をつかみかけだったボカロ曲など、日の目を見ないところにあるお宝探しに夢中でした

その時から、自分が楽しんでいる文化は万人受けしないし、いつか自分がその事実を認めたくないと意地を張って生きる日が来るのかなと、ぼんやり考えていました

動画というコンテンツの注目度は、YouTubeに持っていかれているのは事実ですし、いくらニコニコ独自の需要があると思っていても、時代がニコニコを必要としなければ、どんなに動画が素晴らしくても、売れない天才画家の絵でしかありません

さっさとYouTubeに行けばいいじゃないか、いつまで「自分が楽しいならそれでいい」と言い聞かせて、ホモビやボイドラの人形劇でゲラゲラしてるつもりだと、ネガティブな自分が囁くこともあります

でも私は、そんな声を聞かなかったし、はたから見ればうすら寒い淫夢厨の自分を受け入れ続けました、捨てることなんか出来なかったのです

淫夢を観ている自分が、他人のように明るく笑うから

Twitterではたまに、いえ最近は頻繁に話しますが、私は元々うつ病でした

精神的に病んでた人間が、淫夢の無礼講でくだらない動画で笑って、励まされて、それを繰り返すうちに立ち直る、よくあるタイプです

例え、動画サイトとして、狭い層の需要しか満たせなくても、独創的過ぎて周りに受け入れられなくても、そんなサイトが一つや二つあっても、別にいいんじゃないかなと、思っています

元々ニコニコなど、金も名誉もいらない、才能を捨ててでも身近な人を笑わせたいと思う人達の集まりであり、今でもニコニコに残っている人達は、勝手な想像ですが、そういう人達だと思います

踊るBB素材達、バカみたいにはしゃぐ実況者、曇るボイロ

例え一台ブームにならなくたっていい、その日その日の糧になってくれるだけで、自分にとっては一生唯一無二です

なんだか、こうして脈絡なく"ニコニコはこれで良いんだ"的なことを話していると、ニコニコのように二次創作のワイワイ感を(個人的に)満たしてくれない他のサイトはダメだ、って言ってるように聴こえるかもしれませんが、そんなことは無いです、収益化に特化したり、顔出しが主だったり、需要は人それぞれですから

エッセイみたいに思ったことを書きなぐって冗長になって来たのでしめます

ニコニコへ、淫夢へ、大好きな投稿者達へ

私の人生の、無くたって死にゃしないが、死ぬほど無くなって欲しくない娯楽でい続けてくれてありがとう、これからもよろしくお願いします。

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