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飲んでそこに笑顔があれば、美味しいコーヒーって言えるんじゃないかな。


仕事が休みだったので、ふと本棚にあったコーヒーの本を開きました。
かなり分厚い本で、図解が中心のコーヒーの教科書のようなものです。
2年前、脱サラしてコーヒーの勉強をし始めのときは、この本をよく開いては勉強していたのを覚えています。

そこには、数枚にわたるメモが挟まっていました。
紛れもない私の字。そこに記録されていたのは、東京を飛び出して沖縄にいた時の、コーヒーに関するものでした。内容を見てみると、何やらインタビューのような対談。
そういえば当時は、コーヒーに関する一言一句を聞き逃すまいと、退職祝いで会社の方たちからいただいたSONYのレコーダーをフル活用していたのを思い出しました。

懐かしい。そんな言葉で片付けられなくてよかった、と今では思います。
そこに書かれていたのは、大切な言葉が残されていました。

「飲んでそこに笑顔があれば、美味しいコーヒーって言えるんじゃないかな。」


「有益」と言われる情報や、「すごい、有名な」人の発する言葉は、時に大切なことを忘れさせてしまうのかもしれない。もちろん忘れてしまう自分も悪いのですが。

でも、自分が決断して行動して手に入れたものに勝るものはない、と思います。
だって2年経ってもなお、この言葉は色褪せることなくメモとして残り、再び私の心に響いたから。

その時私は、笑ってコーヒーを飲んでいたはずです。
今私は笑顔でコーヒーを飲めているでしょうか。
皆さんも、笑ってコーヒーを飲めていますか。

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