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【読書リハビリ4月】本を読めない23歳の読書記録「終電前のちょいごはん」(青)

4月の本は、前月と同じシリーズです。
全部出てくるごはんが美味しそうなのはもはや当たり前なんですが、薄切り生姜のハイボール、まじでほんとうっに美味しそう。
中々家で吞むときにハイボールを選ばないので(焼酎と期間限定のチューハイ派)、今月中にはデビューしたい。

私はよく読み進めると、途中で登場人物がごちゃ混ぜになってしまうのですが、今回も強行突破で読み進めました。
この本で私がすきなのは、人事部のお兄さんの話と、教室に入れない高校生のお話。

人事部のお兄さんの話

人事の仕事がしたくて職を探していたので、とてもタイムリーでした。
同じ職場で働く人を大切にすることが、会社の利益につながるということ、自分の考えを伝えるとき、相手が想像しやすくなるように例え話を用いる話し方、かっこいいな~~~~と思いました。

私は今年で社会人2年目。慣れてきたからか、前よりも一つ一つの業務に感動や感謝が減ってきました。家族や友人なども含みますが、身近な人ほどついないがしろに接してしまいがち。
慣れてきたからこそ感謝や改善は常に意識して行動したい。あかんあかん。ここらで気づけてよかった。

教室に入れない女子高生の話

いじめられたわけではないのに、なぜか教室が怖くて行きたくないという気持ち、誰しも感じたことがあるのではなかろうか。
私は中高生時代に学校が楽しいと思ったことがありません。常に周りにどう思われているかが気になってしょうがなく、小声で話している子たちは全部私の悪口を言っているのではなかろうかとびくびくしていたくらい。
ただ、不登校になる勇気もなかったので、たまに早退したり休んだりして調節していました。
お母さん、あのときはなんだかんだいいつつ休ませてくれて、おいしいランチに連れて行ってくれてありがとう。
(この前お母さんに、このこと直接ありがとうって言えました。やた!)

あと保健室。物語の女の子もだけど、保健室という場所、まじで大切。
ただ、カウンセリングルームというものはうまく活用されていない気がします。
物語の中で、「なんで内科とかは隠さないのに、精神科は外観からでは精神科と分からないような外観なのか」みたいな部分があるのですが、それな。とてもそれな。なお行きづらいわ!!!

ちなみに、韓国の方は、皮膚科に行くみたいなノリで精神科に行くそうです。自己理解、メンテナンス的な感じ。
そのノリで行ってもいいのだと思うと、とても気が楽になりました。
他の国の考え方を知るっていいですね。

私はメンタルクリニックには行ったことがありませんが、中学生のとき、カウンセリングルームに行ったことがあります。
大思春期だけどどうにか現状を打破したい私は、誰にもばれないようにルームに入ってたし、病んでる人と思われたくないと思いつつも通いました。
が、話を聞いてもらえても、当たり障りのないアドバイスをいただくだけなのでいまいちスッキリせず、すぐに行かなくなりました。

こういう経験のおかげでしょうか。通院して専門家のアドバイスをもらうよりも、日々の日常で出会うもの・人から得る気づきの方が自分の中に浸透するタイプだと気づくことができたのです。

この章の女子高生も、文月という場所がきっかけで考え方を変えることができました。
悩んでいるけどこのままじゃいけない、答えを求めている時期って、案外全く関係ない居場所とか人と出会うだけで少し息がしやすくなるのかもしれません。
この章の女の子はとても強い子で、最後かっけえ~~、逃げないってかっこいい!となります。
あとなんたらソーダという飲み物がとてもおいしそう。










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