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アラフォーおじさんの初ネイル体験(3/3)

(続き)

改めて、自分の指を見てみます。


左手は、気品のある大人の女性を思わせる優雅さを湛えております。

右手は、非常にカオスで全指において性の香りがぷんぷんします。



しかし不思議なものです。

38年も爪に塗料など塗布したことがないものですから、違和感半端ない。

小さな異物感とともに日常を過ごすってことに慣れていないせいか、爪の厚さが変わった実感があり、指が落ち着きません。


逆に、それとは反対の感情が沸いていることも事実です。

自分のネイルをみて、少しテンションが上がっている自分に気付きます。

爪に、いわば化粧を施しただけなのに、こんなに気分が変わるものなのか。



ここで、「今回ネイルをして感じたこと」を以下に記載しておきます。

- Result -

・爪がキレイになり気分が上がる
・手持ち無沙汰の時に爪をいじる
・爪の違和感という新しい感覚を得る
・ネイルに対して興味を持つ


これらは生まれてこのかた感じることのなかった感性のため、非常に新鮮でした。

そして、これらはこれからネイルをしたままの生活を重ねることで変化していきます。

その内容は、別記事「初ネイル体験のその後」にて更新していきますので、もしご興味があればそちらも読んでみてください。



しかし、世の男性は基本的にネイルに興味が無いといっても過言じゃないと思います。

故に、女性のネイルに対してリアクションの返し方がド下手です。

なるほど、ネイルに対する興味や感情には、男女でこれほど大きな乖離があったんだなぁと実感したわけです。


ここで、あやめさんは確信しました。

ネイルは「自己表現のひとつ」なんだと。

ネイルを褒めることは、その人のセンスや人格を褒めることと同義だと。

そうだ!

女性のネイルを素敵だと感じたらこれからは褒めていこう!

黄金の精神を持って生きていこう!

そして「いやんステキ抱いて」と言われよう!

モテ期到来!

バァーーンッ!!(第4部 完)





さて、最後に。

じつは、今回ネイルをすることで事前にネイル関連のことを少し調べてみました。

せっかくここまで読んでもらったのに、何も得るものが無いというのもなんか申し訳ないので、申し訳程度の調査結果をあげておきます。


ただし、以下の内容は数件の医師の記事などをまとめたものになりますが、信ぴょう性に関しては未知数ですので読み物として「へぇ~」程度に読んでいただけると幸いです。

(調べたリンク先とかはあえて記載していません)



よく見るネイルの噂は以下の通り。

 ・ネイルは爪の保護になる

 ・ネイルはささくれ防止になる

 ・ネイルをすることは爪に悪い

それぞれ確認した結果をちょっとだけ書いておきます。



【ネイルは爪の保護になる】

これは本当のようです。

単純に、ネイル自体が物理的に爪表面を覆っているため、爪本体が保護されているということです。

そのため、衝撃を受けても爪の割れ、欠けを防ぐことができます。


しかしながら、当然衝撃はネイル自体にいきますので、ネイルの破損は免れません。

ネイルをしているときは、常に爪の先を意識する必要があるようです。

実際に爪を保護するためには、保護用のネイルを賞してくださいね。



【ネイルはささくれ防止になる】

これは、明確な回答が見つかりませんでした。

ささくれの主な原因は「爪の乾燥」だそうです。

装飾用のネイルが保湿の役割を果たす、とは言い難いです。

しかし、ネイルをすることで爪表面を直接触る機会が減り、接触の刺激による爪表面の乾燥は防げるかもしれません。

その結果、「ささくれが減る」という事実が起こった可能性があるのかも知れません。


ささくれの防止を目的とする場合は、ネイルケアを目的とした保湿用のネイルの使用がオススメとなります。



【ネイルをすることは爪に悪い】

これは、一概に「正しい」とは言えません。


まず、爪は髪の毛と同じ「死細胞」と呼ばれるものであるため、爪の組織自体は水分を蓄える機構を備えていますが、細胞は呼吸をしていません。


「ネイルをつけていること」が、爪に対して悪く働くことは少ないようです。

しかし、マニキュアなどを落とすときに使用する「除光液」の成分に含まれるアセトンが悪さをする可能性があります。

樹脂を溶かすアセトンは、爪の表面の油分も取り除いてしまい、その結果爪が弱ってしまうことがあるそうです。




そんなふんわり豆知識を記載して、この記事はおしまいになります。


上述した通り、「初ネイル体験のその後」でその後のレポートをカンタンにまとめますので、良かったら読んでみてください。

(了)

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