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凡庸な愛の言葉で
君を縛りつけようとする僕は罪人なのか

届くわけがないと諦める僕
届いて欲しいと強く願う僕

両極端な想いを天秤にかけて
下される筈のない誰かの審判を待ちながら

自分の心に嘘をつき
足跡のない時間をやり過ごしているんだ

光のような君を思い出し胸を焦がす
今日も明日も明後日も

花のような君を思い出し快楽を求める
一分一秒繰り返し

海のような君を思い出し深淵に嵌る
寝ても覚めても碧碧と

君と出逢ったあの瞬間が
僕の最後の恋になり
永遠の始まりになったんだ

今夜もまた君に想いを馳せる

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