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数か月ぶりのクラシック音楽生演奏は、至福の時間。蔵トリオ@宗次ホール「いきなり♪コンサート」ピアノ三重奏曲第1番 Op.8

こんにちは。名古屋クラシック音楽堂(@nagoyaclassicca)です。今日は梅雨の中休み。名古屋の最高気温は32.4℃。暑いです。

今日はゆるい投稿になります。どうぞお付き合いくださいませ♪

数か月ぶりの宗次ホール。コロナ対策は万全?

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世の中は、コロナの第2波が巻き起こっていて、昨日の名古屋の新規感染者数は15人。愛知県全体では25人と過去最多になりました。

東京、大阪、神奈川、福岡、京都に比べると、比較的都市部にもかかわらず感染者数の少ない名古屋も第2波はちょっと油断できません。

そんなさなか、ついに念願かなって本日クラシック音楽の生演奏を堪能すべく名古屋市中区栄にある宗次ホールにお邪魔しました。

数か月ぶりのクラシック音楽の生演奏に餓えた耳と心を癒しに…

受付でのチケットもぎり無し、アルコール消毒、マスク着用、客席は1席おきのソーシャルディスタンス。と一通りのコロナ対策がされてました。

『いきなり♪コンサート』蔵トリオでショスタコーヴィチとブラームスの「ピアノ三重奏 第1番」が本日のプログラム

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出演者は、「蔵トリオ」という約1年前に瀬戸蔵つばきホールでお披露目した3人組。

・山洞柚里さん(ヴァイオリン)
桐朋女子高校音楽科を経て桐朋学園大学音楽学部卒業。2014年より名古屋フィルハーモニー交響楽団ヴァイオリン奏者。‬‬‬‬‬‬‬

佐藤有沙さん(チェロ)
東京藝術大学、及び同大学院修士課程修了。名古屋フィルハーモニー交響楽団次席チェロ奏者。

江川智沙穂さん(ピアノ)
名古屋市立菊里高等学校音楽科、東京藝術大学音楽学部器楽科ピアノ専攻を経て、愛知県立芸術大学大学院音楽研究科博士前期課程を修了。第3回ルーマニア国際音楽コンクール第2位。

そして今日のプログラムは室内楽の2曲+アンコール曲1曲(※貼ってあるYoutube動画は、当日の映像ではなく参考のため他の演奏者の演奏動画です。)

なんと、両方ピアノ三重奏曲第1番で、作品番号も同じ8番。偶然なのか狙ったのか…

・シェスタコーヴィチ「ピアノ三重奏曲 第1番 ハ長調 Op.8」

17歳当時の作曲者による最初の室内楽作品。療養で訪れていたクリミアで出会ったタチアナ嬢に恋をし、彼女に捧げられている。抒情的で瑞々しい物語/映画のような魅力を持つ。(プログラムノートより)

・ブラームス「ピアノ三重奏曲 第1番 ロ長調 Op.8」
作曲者にとって最初の大作といえる作品だが、1854年(当時20歳)の初稿版はほとんど弾かれる機会がなく、今回も1891年(当時57歳)の改訂版を使用する。ピアノ・トリオの2番、3番を書き終えた後の改定となり、円熟した書法による憂愁かつ芳醇な響きが溢れる(プログラムノートより)

そしてアンコールは、

・ヨゼフ・スーク「エレジー Op.23」
スークはドヴォルザークの娘婿。日本語では悲歌と訳す「エレジー」。僕は初めて聞く曲でネットにも詳細が載っていない曲です。

まとめという名の数か月ぶりの至福な時間の感想

さて、数か月ぶり。いやほんとに久しぶりすぎてホールに入る前からソワソワドキドキ。でも受付も済んで座って、コンサートの始まり恒例の調弦を聴いたあたりには「あぁ、帰ってきたなぁ」と和む僕でした。

名フィルのお二人を加えたピアノ三重奏の素敵な演奏を間近に聴いていて懐かしいあの感覚がよみがえってきました。

「耳だけじゃなく、からだ全体で聴いてる心地よさ」

コンサートホールで生演奏を聴くのと、家でスピーカーやヘッドフォンで聴くのを対比すると、

スマホで映画を観るのと、映画館のシートに包まれて大画面&いい音響で観るくらいの没入感に差があると思っていて、

今日久しぶりのコンサートホールでの生演奏に、思わず「これは、家の狭い風呂に入浴剤を入れて入るのと、有名な温泉地で露天風呂に浸かって癒されるくらいの差があるな!」と、しょうもない例えを頭に浮かべてました。

ようはですね!そのくらいの圧倒的な格差で心地よいんです!

こんな例えでは、「蔵トリオ」さんの素敵な演奏の良さは一ミリも伝わらないですよね。すいません。語彙力鍛えます…。

名古屋は快晴です。

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