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78. 世論研究者、めざすはデータドリブン国際PR

名大の国際色の豊かさは以前にお伝えしましたが、国際社会に名大の魅力を十分発信できているか…というと、実は大きな課題を抱えています。

この課題に取り組むべく、2022年4月、名大にも国際広報室が開設しました。英語でのプレスリリースや、戦略的なSNS発信で、精力的に活動しています。その室長を務めるのは、Matthew Linleyマシュー・リンリ―さんです。

Matthew Linleyマシュー・リンリ―さん(マット先生)
国際広報室 室長/グローバルエンゲージメントセンター 特任教授
インタビューは、国際棟(IEEC)にあるマット先生の研究室で行いました

カナダのオンタリオ州出身で、名大での留学歴もあり、「マット先生」の呼び名で親しまれるマシューさんに、国際広報室の仕事内容やご専門の政治学をどのように広報の仕事に活かしているか、お話を伺いました。下のポッドキャストからお聞き下さい。

1:00:ふるさとは、愛知県刈谷市と姉妹都市だった!
2:40:日本に行きたい!ならば英語教師で
4:29:国費留学生として再来日、実は明大(明治大学)志望だった!?
6:50:当時は名大国際化の黎明期
11:58:国際広報室の室長のシゴトとは?
14:32:データ分析にこだわる訳:メディアと世論の研究
20:04:名大の国際化は進むのか!?

インタビューが終わり、国際棟を出ようとすると、お昼ごはんを抱えた小島未莉こじまみりさん(経済学部4年)がちょうど建物に入ってくるところでした。マット先生には1週間前の留学生イベントで出会ったばかりだというのに、とても打ち解けているご様子です。

マット先生と小島未莉こじまみりさん(経済学部4年)、国際棟の1階ラウンジで
1週間前に出会ったばかりなのに打ち解けているその訳は…

偶然にも、小島さんは幼少期にマット先生のふるさとMississaugaミササーガ市(カナダ・オンタリオ州)に、暮らしていた経験があるそうです。名大では、名古屋大学留学生会(NUFSA)の一員として、留学生のサポートに加え、活発に情報発信もしています。マット先生が描く名大国際化の明るい未来を裏付けるような頼もしさを感じました。

明確な課題意識と、国際化に前向きな学生・教員の広いネットワークを持つマット先生。そんなマット先生率いる国際広報室のひと味ちがったセンス光る情報発信、ぜひフォローしてみてください。

インタビュー:エドモンド・ラインドタット、丸山恵
文:丸山恵

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