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the other side

わたしは、人のイメージをことごとく裏切るのが好きだ。

それはなぜかと聞かれたら、そんな「人が考えた自分のイメージ」という自分の得体の知れない枠内には入っていたくないからだ。

誰かがそのようなもので絡めようとして、居心地が悪い時は自分で率先して打ち破りたくなる。

それと同時に、周りの人がそんな鎖で自分をがんじがらめにするなら、本来の自分をオープンにするのはどうなのか、という実験をこっそりしたりする。

嘘やわがままは大人としてどうかと思うので、自分を固定化させようとする考えへの反発、相手の思っているイメージが本来の自分と違う時に、わざとそれに乗らないで自然体を混ぜてみる、など。

また、気が合う人同士であれば、相手がそれをするのも大歓迎で、その人がこう思われてるの嫌だとか、本当はこうなんだよね、というようなことを聞くのはうれしいし、本来の自分を出す練習をして欲しいなぁとも思う。ある日突然「リニューアルオープン」なんてする必要ないのだから。

よく「今さらできない」と言うのを聞くけど、そんなに思い悩んでるのなら、より一層「今さら」やったほうが良いのでは?と思ったりする。

他人のイメージのままいるのがしんどいなら、時には正直に言ったら良いのだけど、それがわがままになりやすいので注意しなきゃなぁと思う。その紙一重のところをうまくやって、the other side でのびのびと生きられるなら、こんな素敵なことはない。

SNSやビジネスではいかに「ブランディング」に成功するか、という側面がある。たとえば90%ブランディングした自分でも良いと思うけど、10%位は本来の自分を認めて愛してくれる人を探した方が良いのかなと思ったりする。

個人的な考えで言えば、1人でいる時の自分と、パートナーや家族といる時の自分と、自分的に心が1番近いと思ってる友達といる時の自分と、社会的な自分と、仕事的な自分、のように5つ位の側面は持っていて良いのかなと思う。

どれも自分なんだから、何かの拍子に相手の知らない自分が出ても、「え?なにか?本来はこうなんだけど?」としれーっとしてれば良い。「そんな強い心持てない」と思うなら、まずは練習。どこかの側面でよーく練習をして、相手がどう思うか客観的に考えた上で、自然体の出力レベルを調整しながらやっていくのが成功の鍵かも知れない。




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