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私のしごと観

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私自身が過去のお仕事から学んだ記事をまとめておくマガジンです。
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記事一覧

フリーランスパートナーシップアワード2024 ファイナリストに選出!

コロナ禍でNAGOMI VISITの運営を中断していた時にご縁があり、3年半に渡ってお仕事をさせていただいた愛知県の杉浦味淋さんが、この度フリーランスパートナーシップアワード2024 ファイナリストに選出されました。 11月1日(金)までの期間に実施されるWEB投票で大賞が決まるそうです。 以下の杉浦味淋さんの記事をお読みいただき、ストーリーに共感いただけた場合は応援の投票をぜひお願いします! 私自身はフリーランスとしての仕事スタイルをはじめて早13年。 2011年か

世界中の旅人と食卓を囲むホームビジット、今月から再始動!

7月3日(月)無事に「世界中の旅人と食卓を囲むホームビジット事業」が再スタートしましたー!👏 再開から1週間経ち、全国で続々とマッチングが実現していて本当に嬉しい限りです。 コロナで活動休止してから、3年と4ヶ月ぶり。 今年の春からはじめた再開までの準備期間中は、感慨にふけるような瞬間もなくただただ目の前の課題に向き合い作業をこなすのに必死中の必死で、正直気づいたらリリース日だった!という感じでした。 ですが、「コロナ、なんとか乗り越えられたんだなぁ」と、最初のマッチ

CX版「ジョハリの窓」分類が面白い

引き続き、CXを体系的に学び直すための読書を続けています。 CX施策の1つ1つは非常に細かく、どんな目的で何ををするのかは多岐に渡ります。 過去の経験から (1)解決するべき課題がある場合の施策と (2)「こうあるべきだ」というビジョンドリブンで考える施策 の2つがあると思っていたのですが、 CX(カスタマー・エクスペリエンス)戦略―顧客の心とつながる経験価値経営で紹介されていた「CX版ジョハリの窓」整理がとてもわかりやすかったです。 この説明を踏まえて、改めて自

サービス・ホスピタリティ・経験価値(CX)の関係性を整理してみた

改めて本を読んだりこれまでの経緯を踏まえて、私なりの定義を言語化してみました。 サービス・ホスピタリティ・経験価値(CX)の関係性サービスは顧客がやりたくない・できないことを対価を得て代行すること ホスピタリティは商品やサービスという土台の上で行われ、顧客に感動を与える行為。 感動とは、心理的・感情的な価値を感じること。 つまり、「ホスピタリティやおもてなしを実行する目的は顧客に感動してもらうこと(=心理的・感情的な価値を感じてもらうこと)」と言える。なぜ感動が大事か

ここで改めて、経験価値について。

最近、CXに関する自分の知識を改めて体系化しておきたいなと感じるようになり、CXに関する本を一気読みしています。 本を読むことで具体的な施策を知りたいというよりも、これまで私自身がNAGOMI VISITでホームビジット事業を運営するにあたり実践してきたCX施策やCXのそもそもの考え方について「これでよかったんだっけ?」と答え合わせをしたい、という目的です。 改めて体系的に読み進めることで、すごく勉強になっています。 CX(カスタマー・エクスペリエンス)戦略―顧客の心と

お客様の幸せな未来に想いを馳せて

去年の秋から食品メーカーさんの情報発信やファンコミュニティ作りのお手伝いをしています。 昨日は、そのメーカーさんの商品を長年愛用しているファンの方にインタビューをさせてもらい原稿にする、というお仕事をしてました。4年くらい愛用している方の声はやっぱりとても貴重で。私自身も商品について学びになったし、何よりお客様の想いが溢れていて、インタビューの時はもちろん原稿を作る時間も楽しかったです。 そういえばNAGOMI VISITでも特に初期の頃、多くの方にインタビューをさせても

なかがわりえこみたいな仕事がしたい

我が子が1歳8ヶ月になった頃から、 「さんぽ」をよく口ずさむようになった。「あるこう あるこう わたしはげんきー」の、あの歌。 最初は保育園で教えてもらったのだと思う。その後、自宅でもとなりのトトロをよく観るようになり、彼女の「さんぽ」好きはさらに加速。 口ずさむといってもまだまだ舌足らずで、たぶん親以外には何を言っているのか聞き取れないくらいかもしれない。 でも当の本人といえばとても楽しそうで、いつも大きな声で、外を歩く時にもベビーカーの上でも堂々と歌っている。 自

腹の底から沸き上がるパッションで、走り続けています

9年間変わらない、むしろ増え続けているNAGOMI VISITへのパッション「世界中の旅人と食卓を囲むホームビジット」をはじめてから、9年目。 社会人として携わったどの仕事よりも長い時間向き合っています。 9年間で、住む場所は国内外含めて何度も変わり。 諸々の副業をしていた時もあったし、結婚もしたし、娘も産まれました。 色んなライフステージを経て、自分を取り巻くほとんどのことは9年前には想像もできなかったくらい変化しているけれど、NAGOMI VISITに対するパッション

無我夢中の1ヶ月。コロナウイルスがNAGOMI VISITに与えた影響(1)

こんにちは。楠めぐみです。「世界中の旅人と食卓を囲むホームビジット」を運営するNPO法人NAGOMI VISITの代表をしています。 今年1月に決めた個人的な目標の1つに「noteで情報発信しよう!」があり、ようやく2月にnote を書き始めたのもつかの間、コロナウイルスの影響が日に日に大きくなり、無我夢中で走り続けて気づけば1ヶ月以上が経っていました。 結論から言ってしまうと、3月にホームビジット活動を一時的に凍結するという判断をしました。2011年から毎日毎日、地道に

これからのNagomi Visit

6月、7月はNAGOMI VISITチームにとって内省の2ヶ月間でした。 「すべての人がグローバル市民として暮らす日本社会」を実現したいという、これまで私たちを突き動かしていた想い。コロナでホームビジットが運営できなくなった今、むしろより強くなっていると言えるかもしれません。 また、世界中で巻き起こったBlack Lives Matterは、NAGOMI VISITの活動意義を改めて考えるきっかけになりました。 Black Lives Matterはアメリカで起きた話で

20年後もConnecting the dotsが腹落ちしますように。

今年6月に、リクルートが発行する「スタディサプリ プロフェッショナル・シフト」 という冊子の「2030年の社会を支える、30人の現在地」という特集で活動を紹介していただきました。 全国にある高校の校長先生や進路指導の先生方、また高校3年生がいる家庭に直接郵送で12万部配布されている冊子だそうです。 私自身もまだまだやりたいことがたくさんあるし、いろんな意味で道半ば。なので「現在地」として紹介されるのがちょうどいい感があるし、「2030年の社会を支える人」と紹介されるのはめ

バス旅行添乗員として得たレジリエンスと、多様なプロ達とのコラボ経験

日々仕事をする中で、「もっとこの部分学びたい」とか「私にOOO力があれば・・・!」と自分の力不足を痛感する場面は多々あるわけですが、一方で「これができてよかった」と自分なりに納得できることもあったりします。 そういうのって大体、過去の経験で身についたことが元になっていたりしますよね。 2001年に大学へ入学してからこれまでの20年間、その時々で良いご縁をいただきながら様々なことを経験してきました。 バス旅行の添乗員、海外向けウェブマーケティングを専門とするITベンチャー

新規事業をつくる上で非エンジニアの私が大切にしている2つのこと

新規事業の立ち上げについて私がいつも大切にしている価値観を綴ってみます。 これまでにいくつかの新規事業立ち上げを経験してきました。 10年前にスタートして現在も代表として運営している「世界中の旅人と食卓を囲むホームビジット」がその最たる例ですが、前職でプロダクトマネージャーとして参加した社内プロジェクトや、独立してからも料理や国際交流の分野で新規事業を企画し、実践しています。 特に「世界中の旅人と食卓を囲むホームビジット」は、私自身の個人的なアイディアから始まり、少しず