熱中症と外反母趾
先日、油断して暑い日差しの中、テクテク街歩きをしていました。
調子に乗って二日ほど続けて歩いた結果、慣れない暑さに負けたようです。
カラダがほてり、なんとなくだるくなり。
ただ、まだ初夏の陽気ということもあり、カラダが夏の準備を済ませたいないからなのか、汗をダラダラかくということもなく。
普段歩きなれた靴
普段歩きなれた町
暑くないように軽装な衣服
出発前には充分な水分補給
調子に乗った街歩きでも、それなりに準備をしていたつもりでした。
それでもそれでも、急な暑さの中では僕のカラダは順応できなかったようです。
3日目に歩く姿勢が悪いなぁという自覚が。
背中が丸くなり、腰がちょっと抜けた感じで、前に出す足がトボトボといった感じ。
元気にシャキシャキ歩く実感とは程遠い感覚で足をすすめながら、気がつけば右足の親指の付け根が痛い。
めずらしいなぁ、とあまり気にも留めず、外出先から帰宅。
靴を脱ぐときに、右足の親指のつけ根の違和感にあらためて気を留めます。
「なるほど、人生初の外反母趾」というのが僕の感想です。
じっさい、変形を伴えば病院で診察を受けて病名を言い渡されるかもしれません。
ただ、東洋医学的に外反母趾の条件を考えると、今の僕の足の症状は一致します。
性格には変形する前の外反母趾の前兆、といったところでしょうか。
外反母趾にはなりやすい条件がいくつかあります。
夏バテもその一つに挙げることができそうです。
もちろん短期の体調不良では、足の先の形が変わるところまで負担をかけることはないでしょうが、疲れを抜けないまま無理して過ごせば、こうした症状の苗床には充分になりえるな、と。
仕事柄、セルフケアで症状は楽になり、予防する手立てもできました。
メルマガ・鍼灸師・のぶ先生の「カラダ暦♪」ではそんな記事も掲載しないとなぁと、思いつきもして。
自分の失敗談も人の役に立つことがあるので、ひとには節制をおススメするも、自分では時折、予測のできる無茶をしてみることもしばしばです。
回復できない無理や自覚のない無防備な無理は、取り返しがつきません。
このあたりのさじ加減、東洋医学という知恵は「回復の手段」をたくさんもちあわせているので、とても役に立ちます。
そして、ぼくはそんな「東洋医学の知恵」を実験再確認するように、ときどき無理無茶をしてみるのだとさ。
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