実はパワフル~2つのうつの活かしかた~
世間では、5月病もすぎたころ。まだまだ新しい環境になれないというかたも多いのではないでしょうか?
・気持ちがどよーんとして、晴れ晴れしない
・なんとなくやる気が出ない
・手につかない
・考えごとがとめどなくわきおこり、身動きができなくなる
こんな日々が続いたら、ちょと立ちどまる必要があるのかもしれませんね。
5月病や冬季うつなどの季節性うつ症状であることもあれば、先の見えないうつ病への入り口に立っていることもあります。
もともと、うつは感情表現のひとつのカタチです。怒りや悲しみ、喜びと根っこは同じ。心の力強い表現方法のひとつです。そういう状態がどんなメッセージを送ってきているのかをくみ取ることができると、こちらの「受けとめかた」が違ってきます。
【感情は力強いエネルギー】
どんな形であるにせよ、感情表現が豊かなのはよいことです。
一見、じっとうずくまるような感情表現であるうつでさえ、実は身体からわきおこるエネルギーの豊かさのあらわれだったりします。もともと生気のないひとは、うつになることはありません。
感情は行動の原動力です。感情表現が豊かだと、
●考える力・声に出す力・行動する力
に活気があります。
感情にとぼしいひとは、
○覇気がない・文句ばかりで行動に移せない・根気なくため息ばかり
だったりします。
【7つの感情のとらえかた】
東洋医学では「感情=行動エネルギー」を7つに分類して、それぞれ思考や行動の原動力であると考えます。
・怒り=ひきしめ集中する力 ↑
・喜び=ゆるみひらく力 ⇔
・思いなやみ=渦巻く力 ◎
・悲しみ=おちつける力 →←
・憂い=おちこむ力 ↓
・驚き=かためる力 ◻
・恐れ=ちぢこまる力 _
それぞれの感情がもつ力のいかし方は、いずれも大変おもしろいのですが、ここでは広がりすぎてまとまりがなくなるので割愛。ニーズがあれば、いずれほかの感情についても書こうと思います。
【2つのうつ】
うつには2つのカタチがあります。
・うずまく力=思いなやみ
・おちこむ力=憂鬱
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