今こそ思いやりと譲り合いの精神を
『江戸しぐさ』という言葉は皆様ご存じかしら?
あなたの心と魂を目覚めさせ
自分らしく生きられる幸せな人生へ!
メンタル&ソウルコンサルタント
眞證(しんしょう)&慈敬(じきょう)です。
あまり聞きなれない言葉『江戸しぐさ』
実は私も最近知ったのだけども、江戸しぐさというのは江戸商人のリーダーたちが築き上げた、人間関係を円滑にするための知恵ことのなのだそうな。
例えば『煙草しぐさ』
江戸時代は現在からは考えられないほど愛煙家の多い時代だったんだそう。
道へのポイ捨てなんてありえないし、歩き煙草ももちろんダメ。
喫煙は座れるところじゃないといけないし、座れるところでも灰皿がなければ吸わない。
同席した相客がいたら吸わないか聞いてOKであれば吸う…というもの。
よくよく考えたら現代の喫煙マナーと同じ。
というか、現代がやっと江戸時代に追いついた感じかしら。
その他にも…
*労いしぐさ=お疲れさまと相手を労う
*逆らいしぐさ=年長者や経験者の助言にはとにかく素直に従う
*肩引き=混み合う道路で肩と肩がぶつからないように右肩を引く
*傘かしげ=相手も自分も傘を外側に傾けてできる一瞬の共有空間をさっとすれ違う(お互いの体に雨や雪の雫がかからないようにしたり、ぶつかって傘を破らないため)
等々、他にも色々あるのだそう。
ちなみに江戸しぐさができない大人は、田舎から出てきた『ポッと出』と見られてスリに狙われたんだって…
江戸しぐさは江戸っ子の常識でもあり、癖でもあり、なくてはいけないものだったということ。
仰々しく『○○しなくてはならない』といった礼儀作法にすることこそ恥だったみたい。
江戸しぐさは思いやりと譲り合いの精神でできた、江戸っ子の誇りでもあったのね。
素晴らしい常識だわ。
知らない人とも平等に接し、260年以上も続いた戦争のない平和な安心な社会を支えた『江戸しぐさ』
平和とは言いがたい、今こそ江戸しぐさの復活が全国で行われるようになればなと思う夜でありました。
毎週金曜日21時〜は、
ラジオ・ゆめのたね放送局から、
パーソナリティーの慈敬が
「そのままでいいんだ」
と、HSPのあなたが心救われ、
自分らしく生きるための秘訣を
たくさんお届けいたします。
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