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はーじめのだーいっぽ!!!


皆さん
こんにちは、こんばんは。

たけだです。

こんなに空は晴れているのに
その下では未曾有の出来事に
賢い人間様が今日も頭を抱えています。

ある日唐突に奪われた「当たり前」を
奪還するために一年間。

もうすぐ二度目の夏がやってくる。

今年もきっと、
うだるほどに暑くて
うざったいほど空が高くて、
言葉にならない綺麗な夏になるだろう。

「いつか」を待つのはもうやめだ。

「今」を楽しむ生き方を考えよう。

そんな風に、ポップに生きられたらなと思う。


気付けば5月。
noteを書き始めて1年が経っておりました。

いつもこんな他愛無い文章をご覧下さり、
ありがとうございます。

そして2度目の令和のお誕生日。
おめでとう、令和。

1年前と比べて、どうですか?

この1年で何が変わりましたか?

世界はまだまだ騒がしく忙しない。

1年という短い期間じゃ
元の姿に戻ることは難しかったようですね。

でも仕方ない。

覚悟を決めて、腹を据えて
前に進むしかありません。

昨日、久しぶりにお部屋の掃除をしました。

高校時代の教科書や、
いらなくなったものを纏めて、
思い出達を整理して、
ようやくお友達を呼べるお部屋になりました。

朝起きて、部屋を見回して

「え? ここ誰の部屋?」

と一瞬パラレルワールドに足を突っ込みながら

甘いフレンチトーストを食べました。

家から出る訳でもないのに、
新しく買った服に腕を通し、
新調したメイク道具で現実逃避に走りました。

傍らに大好きな音楽をかけて。

部屋の窓を開けると
いよいよ夏がすぐそこまできているぞ
と風が教えてくれました。

シティポップを大音量で垂れ流しながら
ベッドに横たわったまま
その風にしばらく吹かれておりました。

こんなにも世界は大変なのに
私は一人、呑気だなぁ。

そう思いながら
夏を引っ掛けた高い空を
ぼんやり眺めておりました。

1年前、今日の日のことを
一体誰が想像できただろうか。

皆が難しい話に熱中している間に
また新しい季節がやってくる。

明日のことすら分からない。

大学だってしばらくお休み。

だけど、それでも。

窓から見えるこの穏やかな景色は
その空の下で起きている
映画のような現実を
どこか逃避させるような気がして。

どこか
世界はきっと大丈夫。
と思えてしまう。

だって、だって。
ちゃんと立ち止まって見てみてよ。

この世界はこんなにも美しい。


私の家は初見さんには難しい場所にある。

それは何故かと言うと
非常に奥まった細い路地の
そのまた奥にひっそりと佇んでいるから。

細く長い家までの道で
小さな頃はよく「だるまさんがころんだ」をして
遊んだものだ。

「はーじめのだーいっぽ!!!」

と全力で鬼の方へジャンプする。

そんな遊びにさえ全力を注いでいたあの頃は
今日のこの日を予想していなかった。

地方新聞の一般公募に応募した
私の拙い文章が初めて日の目を浴びました。

人に自分の書いたものを見せるのは初めてで
何だかくすぐったい気分です。

私は良くも悪くも
周りに影響を受けやすい人間なので
周りの誰かが頑張っていると
「私も頑張りたいな」
と思ってしまいます。

そこで、久しぶりに原稿用紙と対面してみた結果
本当に光栄なことに、
このような形で掲載して頂けたということです。

これが私の「はじめのだいいっぽ」

ここから始めよう。

遅くても、焦れったくても、ここから。

「朝焼の鯨」

ここから始めよう。



自分がこの1年間で書いたものを振り返った時、

「うわ、結構良いこと書いとるやん自分」

と感じることがたまにあります。

えへん、自画自賛。

でも、それと同時に少し不安も感じます。

こんなことが今の自分には書けるんだろうか。

大人になるにつれ、

感覚が鈍っているような。

フラットに世界を見ることが
できなくなっているような。

自分の世界が汚れていっているような。

素敵な言葉に対するアンテナが
機能していないような。

そんな感覚に陥ることがあるんです。

この1年書き連ねてきたことは

言わば自分自身の「素敵」を
自分の中で整理するためのもの。

見返した時、
「大丈夫、自分はこんなにも
たくさんの素敵を集めてきた」

そう思えるように。

結局私が「書ける」のは
その時の自分が感じて考えたこと。

その時の自分が素敵だと思ったこと。

だから心配するのはもうやめる。

結局今書いているこの文章も
いつかの自分は
「素敵だ」と思うはずだから。


ここまで読んで頂き、ありがとうございます。

これからもふと思い出した時に
読んで頂けると、たけだ喜びます。嬉しい。

それでは今日はゆっくり休んで
また明日から
可愛い最強モードの私で頑張りましょう。

今日も独り言にお付き合い頂き、ありがとうございます。
素敵な一日をお過ごしください。

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