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たけだの「とびきり」紹介vol.2


みなさん、こんにちは、こんばんは。

たけだです。

さて、夏本番って感じがしてきましたね。

みなさん、ギラギラと本性を現してきた太陽の元、
夏のはじまりをいかがお過ごしでしょうか?

たけだは、暑さに、バイトに、中間レポートに・・・
ヘロヘロしながら生きてます。

ひえ。

昨日は華の日曜日なのに(?)
朝から晩までバイト三昧でした。

立ちっぱなしなので、
途中から足がぶるぶるガクガク。

命の危険を感じました。

人生初めてのレジ打ちで、
もう本当に失敗ばっかり。

怒られてばっかり。

dポイントだの、クレジットカードだの・・・
もうっ!現金でお願いしますっ!

そんなことも言ってられず、覚えるしかありません。

でも先日、1か月間。
待ちに待った小坂菜緒first写真集「君は誰?」が
ようやくお家に届きました。わーいわーい。


だから、怒られる度に心の中で

「こっちには小坂菜緒がついてんだからな!?」

と、そんな感じで募る感情を発散しています。
地産地消〜〜

そしてヘロヘロになった私に追い討ちをかけるのが
中間レポート。

ひえ。(本日2度目)

余談ばかり話に入れていたら、
本題よりもそっちが多くなってしまったという
たけだ伝説の前作は置いておいて。
(結構頑張った超大作のレポートだったのに・・・)

今回は柴田翔さんの著作「詩に誘われて」という
とんでもなく素敵な新書についてプレゼンテーションします。

やっぱり、詩、好きだなぁ。

ここ1週間くらいあわあわしながら準備しています。

お風呂上がりにクーラーの効いた部屋で、
棒アイス片手にパソコンに向かう時間も
嫌いではありませんが、
いかんせんヘロヘロな日々を過ごしているので、
とにもかくにも眠いんです。

大学まで片道2時間程かかるのですが、
その電車の中で今日もうとうとうと。

よく「2時間も電車に乗ってて暇じゃない?」と
聞かれますが、
いえいえ。とんでもない。

ありがたいことに忙しい日々を送らせて頂いている中で唯一、頭を真っ白にできる時間です。

流れていく景色をぼーっと眺めて
なーんにも考えずに、ひたすらぼーっと。

そんな、たけだにとっては大切な時間です。

そして、どんなに日々が忙しくとも、
たけだにはとっても心強い味方がいます。

それが、音楽です。

NO   MUSIC   NO   LIFE.

よく耳にする言葉ですが、
たけだにとって、音楽とはそういうものです。

たけだに限らず、現代人の多くにとって、
音楽は生活の中で
必要不可欠な存在なのではないでしょうか?

いつもの帰り道も、人で溢れかえった駅も
音楽があれば、
それはそれは素敵なミュージックビデオに早変わり。

大好きな音楽を聴きながら歩けば、
とんでもなく自分が主人公のように思えるし、

どんなに憂鬱な月曜日も、
なんだかステップ踏みたくなる。

そんな自分に少し酔って、スキップ踏んで
るんたるんた、るんるん。

私の毎日を彩ってくれる。
見るもの全てがキラキラして見える。

そんなたけだの心を掴んで離さない、
「とびきり」なキラキラを今日は特別にご紹介。

前述の通り、たけだ、今日もよく頑張りました。

みなさん今日もお疲れ様です。

月曜日を共に乗り越えたみなさまに
少しでもリラックスして頂けるように、
今日はゆるくたけだの「とびきり」シリーズでも書こうかな。

うんうん。そうよ、今日はみんな頑張ったもの。

今日はのんびり・・・・・・
なんてしてられねえ!!!(情緒ポーン!!)

なぜかって、なぜかって!!

それは、今日は愛して止まない
「ずっと真夜中でいいのに。」さんについて
語らせて頂くから!!

祭りだ!祭りだ!
わっしょいわっしょい

疲れた心身を更にいじめていくスタイル。
スパルタ教育。

みなさんは全身リラックスしてお読みくださいね。
内容はのんびりとした感じで参りますので。



どちらが曲名でしょう。


2018年6月。
突如としてアップロードされたある1本の動画。

秒針を噛む/ずっと真夜中でいいのに。

初めて見た時、「どっちが曲名?」と
2、3秒考えてしまいました。

自慢じゃないけど、
私が「ずっと真夜中でいいのに。」
通称「ずとまよ」の沼にハマったのは、
本当に初期の頃です。その頃から、ずっと。
それからもう3年。恐ろしい。

「ずっと真夜中でいいのに。」のボーカルも務める
ACAねさんの書く曲にわくわくしながら生きてきました。

そんな私のずとまよ人生において、
特に印象強い3曲をご紹介します。

特に分析などをするつもりはありません。

ただ、「ここ素敵!」と騒ぐだけです。

なので、どうか温かい目で
可能であれば、どうか同じ熱量でお付き合いください(?)


脳裏上のクラッカー




「脳裏上のクラッカー」は初期の初期、
「ずっと真夜中でいいのに。」として2作目のシングルです。

「秒針を噛む」で心惹かれて、
この「脳裏上のクラッカー」で全部持ってかれた。
たけだにとって、そんな1曲です。

まず「ずっと真夜中でいいのに。」さんの好きなポイントを挙げる上で欠かせないのが、ACAねさんの言葉選びでしょう。

「脳裏上のクラッカー」で1番好きな表現が

本初子午線がまた
絡まったまんま 解けない



というフレーズです。

こんな素敵な言葉をふらっとふわっと。

恐ろしいACAねさん。

誰が予想できますか。
本初子午線が絡まっているなんて(?)


もうひとつご紹介したいフレーズが

ぼんやりと月を透かしてみたり
タイミングをずらしてみたり
目に見えるものが全てって思いたいのに



というサビでのフレーズです。

「ぼんやりと月を透かしてみたり」
という言葉がとても好きで、
その言葉から連想される情景がとても素敵で、、

ああぁ、、情緒(?)

てな感じです。

そして私の統計上、
「ずっと真夜中でいいのに。」さんは
ラストのサビで遊んでくる。
仕掛けてくる。
心をガンガン揺さぶってくる。

「脳裏上のクラッカー」で言うとですね。

1番、2番のサビは

なんで? 隣にいなくても
いいよ いいよ いいよ
って台詞交わしたって
意味ないことも わかってる わかってる
わかってるから 繋ぎ止めてよ



というこれまた素敵すぎる歌詞になっているのですが、ラストのサビで

なんで? 隣にいなくても
いいよ いいよ
いいよ いいよ
って言わせないでよ
台詞なのにばかみたい



と「いいよ」というフレーズが
3回から4回になっているのです。


これにより、それまでのサビのリズムを少し崩した感じになり、心がぐわって、ぐわって(?)

そして「言わせないでよ」のところのACAねさんの強い高音に全心臓を持っていかれて、曲は美しく終わりを迎えます。

あと、これは余談ですが
「ずっと真夜中でいいのに。」さんと言えば

こちらのうにぐりくんですね。ハリネズミくん。
可愛〜〜

個人的にうにぐりくんのイメージが強いのも
この脳裏上のクラッカーだったりします。

是非、聞いていただきたい。切実に。


こんな感じで、「ずっと真夜中でいいのに。」さんはラストのサビで遊ぶ癖があります。


この曲の他に「勘冴えて悔しいわ」という素晴らしい曲がありましてね、

その曲もこんな感じで、ラストのサビに仕掛けがあるんです。

1番、2番のサビは

もう 勘が冴えて悔しいわ
無意識に運べたら楽だろな
淡々と笑えないわ
取り繕ってしまうわ
いつも
ゲラゲラ 道を塞ぐ民よ
感謝の言葉しか出てこないよ
後戻りは しなくていいの
今のところは 帰って眠るだけ



というフレーズになっているのですが、
ラストのサビでは

もう 勘が冴えて悔しいわ
無意識に運べたら楽だろな
淡々と笑えないわ
取り繕ってしまうわ
いつも
ゲラゲラゲラ
道を塞ぐ民よ


と、「ゲラ」が2回から3回に増えていて、
ここでもまたリズムの変化が起きています。


とっても気持ちの良い変化なので、
どうか一度聞いてみてください。

ちなみに「勘冴えて悔しいわ」の最後の最後。

ラストのサビも終わった後のフレーズは

勘が冴えちゃう日は
叫んでしまう
いえい いえい いえい イエイ
誰もいない遠くで
面と向かって
遺影 遺詠 遺影 遺詠 遺影 遺詠 遺影
死体


です。
衝撃しかありませんでしょう。


お勉強しといてよ



「お勉強しといてよ」はアルバム「ぐされ」の中の1曲です。

この曲はですね、もう誰が何と言おうと

ミュージックビデオのアニメーションが凄い!

大きな声で言います。
本当に凄いんだもん。

このMVを手掛けた方は、
全女の子の憧れ、プリキュアの戦闘シーンを
手掛けた経験をお持ちの方のようで
ひとつひとつの動きが丁寧に描かれています。

そして色使いですね。
このMVは。

紫を基調とした色使いに「ニラちゃん」と呼ばれる
女の子のキャラクターが動き回るMVになっています。

とにかくこのニラちゃんが可愛くて。可愛くて。

チャイナっ娘、ニラちゃん。

音楽の方も勿論、とっても素敵です。

アップテンポで「ずっと真夜中でいいのに。」さん、
そしてACAねさん全開!って感じ。

にらチャイナ参上〜〜

後半のニラちゃんのアクションシーン(?)
動きが激しいアニメーションが特に好きです。

中間部に

私を少しでも  想う弱さが
君を苦しめていますように
それすらも   しょうがないって思えるほど
同じくらい   浸ってくれていますように


という歌詞があります。

私、この歌詞好きです。

この後に

私を少しでも   想う強さが
君を悩ませていますように


と対比で歌われるところがとても、好き。
素敵だ〜〜

あいつら全員同窓会



こちらは最新曲、「あいつら全員同窓会」です。
SpotifyのCMとして現在至る所で流れております。

この曲、ずとまよ全曲の中でたけだ史上TOP3に入るほど「中毒性が強い曲」でした。

イントロで心掴まれるシリーズです(?)

おもちゃみたいに可愛らしいイントロから始まって
カラフルな世界観の中、MVの主人公が
納豆巻きを食べるシーンから進んでいきます。

そしてサビの歌詞の衝撃たるや。

どうでもいいから置いてった
あいつら全員同窓会


ですよ。

ACAねさんの言葉選びのセンスが惜しみなく発揮されています。

毎回ちょっと不気味な感じも漂っているんですよね。

「あいつら全員同窓会」の所で
卒業アルバムらしきものがMVに登場するのですが
その写真が「影」のような写真で。

毎回、ずとまよさんのMVは、
コミカルな動きをしながらも、その歌詞の意味を深読みさせる不思議なMVなんです。深イイ〜〜

そして、この曲の1番好きな歌詞は

想像は想像でしかないし
粘り強いけれど打たれ弱いし
心臓を競走する前に


という中間部の歌詞ですね。

ここ、何で「競走」なんだろう。
「競争」じゃなくて。

そんなことを考えます。

ここで伴奏がすっと消えて、
ACAねさんの声だけが残る。

ACAねさんのお声って、
本当に儚くて華奢なんですね。

でもそれでいて、声を張ると
パワフルで重みのあるお声になるんですよ。

その差異がうまく活かされていて鳥肌です。

ラストのサビが終わると、
勢い付いたまま、そのまま。

お疲れ様です   風邪気味です
冗談なのか本心なのか   分からなすぎ問題
了解も災害も   大嫌い
夜道歩き   孤独に浸ったり
変なパジャマの人と目が合ったり
それだけの時間を費やしたい
それでも夜道は風邪ひくよ

人の   ダメなとこばっか   見つけて
指摘して   自分棚に上げすぎ
心と体終わってく
そんな自分そんな身分じゃない
言い切れることはない
いい切れたことは自分に言い聞かせてること
また笑い転げるのさ   あばらの骨が折れるまで


最後はACAねさんの言葉の畳み掛けで
沈むことなくこの曲は、
急激にラストを迎えます。

早口もいいところですよ、全く。
もはやラップですよ、ラップ。

でも、だからかもしれない。
こんな不思議な曲だから。
1回聴いただけじゃ、意味が分からないから。
何回も聴いてしまうのかもしれない。
ずっとACAねさんの掌の上で遊ばれているのかもしれない。


圧倒的な世界観は時に暴力的


これが私のキラキラの源、
「ずっと真夜中でいいのに。」さんの世界です。

今年の春にNHK「SONGS」という番組で
「ずっと真夜中でいいの。」さんを拝むことができました。

奇抜なグループ名について、
ACAねさんはインタビューで

曲を作ったり、歌詞を書いたりしていたら
真夜中になっていることが多くて
「ああ、ずっと真夜中でいいのなぁ」と思ったことが
「ずっと真夜中でいいのに。」という名前の由来である。

というお話をされていて、
「やっぱり私はこの人が好きだなぁ」と
深々と感じました。

「ずっと真夜中でいいのに。」さんの音楽は
決して簡単なものではなく、たけだ自身理解が追いついておりません。

でも一つ感じるのは、
ACAねさんが歌詞に落とし込んでいるのは、
決して異世界なんかじゃなく、
私達と同じものを見て、同じ景色を見て、
私達が常日頃無意識のうちに感じ取っている
感情や、その美しい機微を
彼女の世界観と絡ませているのではないか、と。

だから、たまに出てくる抽象的な言葉に
ハッとなったり、
心掴まれたり。

不思議な感覚ですが、
そこにあるのは特別な感情だけじゃないのではないかと、たけだは感じるのです。

ACAねさんの描く「ずっと真夜中でいいのに。」は
儚く、一度たりでは解けない難解な人間の表裏と
強い世界観を持ち合わせていて、
それでいて古参の存在すら許さないほど常に流動、変化していきます。

そんな「ずっと真夜中でいいのに。」さんを
たけだはこれからもきっと追いかけてしまうのだと思います。
これからどんな景色を魅せてくれるのか、
気になってしまうから。

圧倒的な世界観は時に暴力的です。

眠気まなこの私をいつも、
力づくで引きずり込んでいく。

重いもので頭を殴られたような鈍い感覚に
いつも目が覚まされます。

そんな未知の力が
「ずっと真夜中でいいのに。」さんにはあります。

人の考えてることなんて、その人の真隣にいても
分からない。

だから私が彼らの音楽を全て理解することなんて
できない。

だけど、それでも、これからも。
振り回されていきたいなと思う。

今日ももう夕方。
眠りに落ちると、きっとすぐ朝が来る。

24時までのレポートだって、まだ幾つも
残ってる。

あーあ、本当に。
ずっと真夜中でいいのに。


今回もかなりの超大作。
ここまで読んで頂いたみなさん、ありがとう。
こんな感じで、たけだの「とびきり」紹介、終わり。

良かったらみなさんの「とびきり」も教えてね。

ではまた(^_^)/

次の「とびきり」は
大好きなあの映画についてにしようかな〜〜


夏のはじまりは明確には分からないけど、

今日の駅からの帰り道、

心ときめくものにレンズを向けながら歩いてみたら

なんだかとても綺麗な色をしていて、
空なんて池みたいに、青だらけで。

午後の雨予報なんて吹っ飛ばして
背中に重い折り畳み傘見て笑ってるみたいで。

ああ、きっと夏が始まったんだなぁ。

ね、今日の空とっても綺麗でしょ?



今日も独り言にお付き合い頂き、ありがとうございます。
素敵な一日をお過ごしください。
月曜日、お疲れ様でした。

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