ありがとうの最上級
こんにちは、こんばんは。
たけだです。
夜風がとろんと溶けてきました。
春というより、初夏の感触です。
今年も、暑くて暑くて、それは暑くて。
言葉にできない綺麗な夏がやってきます。
わたしにとって、最後の夏。
学生最後の、夏。
日が落ちるのも遅くなって、車窓から覗く夕焼けは、ブルーというよりターコイズブルーです。
海にざぶん、と潜ったみたい。
今日は少しだけ、わたしの話を。
元々、「無理をするくらいなら、次の機会に」と考えることが多かったんです、わたし。
だって、頑張るのって疲れるし、傍目に見ると格好悪いし、必死だし。
なるだけ、スマートに、さらりと生きていきたいから。
それは今でも変わりません。
わたしの座右の銘は、「立つ鳥跡を濁さず」です。
──目の前を過ぎてゆく全ての事象に執着せず、ただ冷静に見極める。失うことを嘆くのではなく、精一杯吸収して、糧にする。
そうして、鳥が音を立てずに飛び立つように。
轍に落ちた花びらが、風に吹かれてひらりと飛んでいくように。さらりと大人になってゆきたい。
これはずっと変わりません。
だから、今までの自分だったら、あと3分で発車する電車を目がけて走り出すとか、もう諦めた方が楽になる問題に頭を悩ますとか。
そんなこと、なかったわけです。
間に合わないなら、
無理をするくらいなら、
疲れるなら、
別に次の電車でいいやって思ってた。
生き急いでいる訳でもないですし。
だから、今、自分でもびっくりしています。
あと3分で発車する電車。
わたし一人だったら、絶対に諦めていた。
走ることすらしなかった。
そんなわたしが、今、全力で走っていることに。
「行こう!間に合う!」
君たちはそう言って、強引にでもわたしの手を引っ張ってくれるでしょ。
幸せだな、といつも思います。
わたしがいつも躊躇してしまうその壁をぶっ壊して、わたしを陽の当たる場所へ引きずり出してくれること。
何の疑いもなく、わたしを待ってくれること。
その手に迷いも憂いも無いこと。
無理やりにでも手を引っ張ってくれる存在が居てくれることは、わたしにとって勿体無いほど贅沢なことです。
何だかさ、君たちと一緒なら間に合っちゃう気がするんだよ。どうにかなる気がするんだよ。
他の人にとったら、些細なことかもしれない。
けれど、その手に何度助けられたことか。
君たちは分かっているのでしょうか。
君たちと出会って、「全力で走れば、こんなわたしにもできることがあるんだ」と何度も思えた。
全力で頑張る君たちを見て、「格好良い」と誇りに思った。
そんな君たちと「対等に肩を並べて歩きたい」と、柄にもなく努力をした。
わたしの環状線は単純で、君たちから始まり、君たちに戻る。
ありがとう、よりもっと沢山の感謝を伝えたい。
相応しい言葉はまだ分からないけれど、きっと見つけてみせるから、それまでどうか、どうか隣に居てください。
駆け抜けましょう、4年目もどうぞよろしく。
教育実習へと続く──
地獄だろうと、始まればきっとそのうち終わります。
わ、何かわたしの話というより、わたしの周りに居てくれる人たちの話になっちゃいました。
まあ、いいです。
感謝は伝えた方がいいに決まっています。
最高な君たちへ。いつもありがとう。
ちなみに、わたしが大切にしている言葉は3つあります。
「立つ鳥跡を濁さず」
「困難は分割せよ」
「驕らず、しかし調子に乗れ」
じゃあ、またね- ̗̀☾ ̖́-
今日も独り言にお付き合いいただき、ありがとうございます。
素敵な一日をお過ごしください🎐
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