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望まぬメタファー【ナゴ日記・22/05/29】

 今日はトマトと卵の炒め物を作った。中華料理店のメニューでよく見かけるけど注文したことはないやつ。

 トマトと卵……?と思ってたけどめちゃくちゃ相性が良い。それぞれマヨネーズとケチャップの原材料だからある意味では当然なのかもしれないが。中国では西紅柿炒鶏蛋と呼ぶらしく、Wikipediaもある。

 創味シャンタンパワーで当然皆好みの味に仕上がるうえ、トマト1個分食べる訳なのでその分の栄養を補給できる。調理も片付けも楽だし、今後も作っていくかもな。

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 ヴァンゴハーン復活してない……?

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 夢を見たのでそれを書く。メモとかしてたわけじゃないから記憶がめちゃくちゃ朧げだけど……

 グレードの高い回転寿司(レーンはあるが大将的な存在が控えており、頼めばその場で握ってくれるタイプ)に1人で行く夢。でも、その店には段位制みたいなものがあって、客が払った金額とか通った回数とかによってグレード分けがなされていくらしい。ソフトウェアのProモードみたいな感じか。僕ははじめての客なので一番チープなランクなんだけど、なぜかその店の大将の娘と知り合いで、ちょっと特別な感じで店に通してもらう。その娘は店の常連客の間では有名というか、鎮座する幹部みたいな存在で、誰もがその存在を知っているらしい。店に頻繁に出入りしてるらしいからそれもそうか。んで、その娘と話すことになったから奥のテーブルの方に向かうんだけど、常連客から「そっちに行くならもっと上のプランを買わなきゃならんぞ」と言われる。いくらなのかと尋ねると、寿司一皿につき+5円とのこと。安いように見えて、積もり積もると高いのか……?とか思いながら目が覚める。

 直前に回転寿司の話題をSNSのコミュニティで見ていたり、少女が出てくる小説を読んだりしていた後だったので、明確にそう言ったものの影響を受けた世界が作り上げられていた。めちゃくちゃ単純だな。

 ……文字起こしをして気づいたけど、「ちょっと高いお金を払って特別プランで女性と話す」って設定がキャバクラとか風俗店とかのメタファーに見えてしまうな……そういう世界は本当に創作の中でしか知らないから雰囲気で話すことしかできないんですが。夢でこのモチーフが出てきたということは、僕の中にそういった場所への憧れが少しはあるということなのかもしれない。なんかすごく居心地が悪い結論だ。

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 本屋に行くために暑い道を歩いてたら、通りすがりのマンションの下のピロティみたいな部分からものすごい物音と怒声が聞こえてきた。不良が暴力行為でもしてるのかと思って、目を合わせないように通り過ぎようとしたのだが、横目でチラッと見てみると運動部っぽい人たちがボールを地面にバンバン打ちながら何かしらのトレーニングをしているだけだった。

 僕はいわゆる「文化系」の人間だから、そうではない人たちを見る時の解像度がかなり低い。おそらく体育会系と不良は全く別物だと思うのだが、正直見分けることができない。その証拠に、さっき見た彼らが何のスポーツを練習しているのか分かっていない。

 人のパーソナリティ的なものはやっぱり個別に向き合うべきものだとは思っているのだが、やっぱり「ああいう人たち」はまとめて怖いと思ってしまう。

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