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多読のススメ 18禁本?

私は、英語が苦手だ。

できれば、英語が無い受験方法はないものだろうか? 中学、高校・・と避け続け、その結果、困った、困った という状況になってしまった。 

海外旅行をすると当然英語の壁にぶち当たる。

最初に困った事態になった旅行の話をしよう。そして、その後知った「多読」と言う英語学習法。 最後にこんな!! 英語の参考書があっていいのか! 合法的麻薬のような世界へあなたを誘(いざな)うとしよう。



「へい チキン」

ん?


ここは、仏領ポリネシア、フアヒネ島にある、「ハナイチ(ハナイティ)」と言う、超高級リゾートホテルの入り口。送迎車から降りた所であった。

「チキン!」 再度、こちらを向いて手招きしている男がいる。そこでようやく気付いた。「check in」だ・・・。ここに来るまで、飛行機の乗り継ぎは、なんとか雰囲気で乗り切ったが、このホテル受付での長〜い説明には困った。さっぱり聞き取れないのだ(汗) 

47ヘクタール(東京ドーム10個分!)の広大な土地(半島)に、コテージが25軒点在。コテージといっても、我々が泊まったのは別荘のような建物であった。2階には、20畳ほどのテラス付リビング、天蓋付き主寝室、ミニバー。1階には、お昼寝用の午睡室とシャワールーム、庭には海が見える露天ジャグジー・・・

いわゆる「オールインクルーシブ」のホテルである。(広大な土地なので敷地内の)レストランに行くにも車を呼び、沖にボートでシュノーケリングするのも、半島の先で夕日を眺めるのもフリー。くるぶしの浸る波打ち際に、テーブル、パラソルを用意してもらい、シャンパン片手に昼食を取るのもフリーであった。

◯◯したい! と「わがまま言えば」、スタッフが叶えてくれる。チェックインの際の長い説明は、多分この説明だったのだ。

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そうなのだ。「わがままを言えば」叶えてくれるのだ。
何も言わないと「何もできない」のだ。

ううっ 


そもそも引っ込み思案のオイラ達夫婦には「王様ゲーム」は、なかなかハードルが高い。とりあえず、水着着てビーチで寝そべって本でも読んでよう。リゾート通っぽく振る舞う。

その時! 金髪フランス人(多分)女性から、一緒に海に行こうよと声をかけられた。小さな子供がいる家族連れだ。どうやら、ボートを出すので、暇そうな君たち、ついでにどうだい? といった感じだ。

ボートに乗り込んでから気づいた。その女性は、トップレスの上にTシャツを着ているだけだった。(#^^#)

妻が横に座り、濡れそぼったTシャツのトップレス金髪女性が目の前にいる、親切に英語で話かけてくる。大混乱だ。理解しようとしても、目線は磁石に吸い寄せられるように胸元に。。同時に、横から妻の冷凍光線ビームが刺さる。

なんの苦行なんだ。。。これは。。


ぜったいに英語ペラペラになるんだ!!!!
不純な動機ではない(ドン!)、英語堪能であれば何倍もリゾートを楽しめたはずなのだ。

自分に合った勉強法はないか、その後模索しているときに出会ったのが、「多読」、以下が多読3原則

・辞書は引かない
・わからないところは飛ばす
・進まなくなった本は後回し

乳幼児が読むような絵本から初め、スラスラ読めるようになってきたら児童書、ヤング向けとステップアップ多読してゆく。つまり、我々日本人が普通に辿ってきた道を英語でも実践してゆく。

これが読書好き、練習嫌いの私には、ドンピシャ。読んでいるだけなのに、ニュースも次第にわかるようになってきた。嬉しい!

そんな折、こんな本を見つけてしまった。。




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名古屋駅前「ジュンク堂」では、語学コーナーに置かれていた。

書いてある勉強法は「多読」と同じであった。このジャンルは大衆文化なので、中学生でも読める簡便な表現、状況描写や心の描写が多い。というのがこのジャンルで「多読」を進める理由であった。そして、サンプル書籍(抜粋)が載っていた。

参考書にこんな過激表現・・・、原作者もインド人もビックリなのだ。

女性からは冷凍光線を浴びそうではあるが、男性諸氏!こんな「多読」勉強法は、どうでしょう?



最近、自動で18禁指定されるらしいですが、この記事が設定されたら、笑いましょう!


(おしまい)

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