佐賀の「うわば」を巡るタビ(呼子朝市通り編) ~ イカだけじゃないんだぜっ ~
「オイラの妻の、父親の知り合いに、
有名人がいるんだぜっ」
アナタも、こんな自慢をしたことあるよね?
芸能人だけじゃなく、歴史上の人物も、なぜだか自慢したくなる。
そう、信長・秀吉・家康は、
愛知県民にとって自慢したくなる、三英傑。
そしてじつは、ここ佐賀県でも
秀吉は、大人気なのだ。
なぜって?
◇◇
まいど! なぐなぐツーリスト(なぐツー)は、本日も佐賀県よりお送りします。
今回の旅程は、
でしたよね。
上場(うわば)とは?
佐賀県北部の半島部は、丘陵地帯。この丘陵地帯を構成する町「呼子、鎮西、玄海、肥前」の4地域を上場(うわば)と呼んでいる。高所だからうわば、ってそのまんまやんけー!
本日も、古民家宿「百と十」
から出発するよ!
まずは呼子の町を、ブラブラ早朝さんぽ
前回も載せたこの写真、気になる点は、ないだろうか?
軒先にかかる看板に注目!
「大綱引通り」
つなひき?
そう、コイツだ
呼子の朝市通りは、江戸時代のメイン通り
秀吉が朝鮮出兵のために、この地に拠点(名護屋城)を構えたころ。将兵の士気を高めるため、綱引き大会を始めたらしい。
浜組と岡組の勝負が、毎年6月の第一土曜日、日曜日に開催される。一般参加も可能だ。
ここを歩くとわかるのだが、右に左にカーブしている。こんな通りで無理やり開催される「綱引き大会」って、楽しそうじゃないですか!
参加したくなったでしょ!
呼子三神社
しばらく通りを歩くと、山側に鳥居が見えてくる。
下を見ると、
この「呼子三神社」の鳥居前に、綱引き大会の中心線が引かれている。この神社が呼子の中心的な存在なんだろう。
階段(参拝道)を登って、
お参り
狛犬じゃなく、狛鷹がお出迎え
對馬屋
早朝7時半より営業していた酒屋
(ちなみに、夜閉まるのも早かった・・笑)
お酒と共に、椿油がならぶ
ご主人と会話していると、もうこの椿油は造っていないとのこと、呼子の名産がひとつ無くなってしまった。悲しい。
今更だが、支援になるかもとも思いながら、ひとつ購入。
ココ對馬屋は、造酒屋と米屋で栄えた名家。
この店の前に、今も小川島へ向かう船着場がある。
見るかい?
と、ご主人
その船の待合所を兼ねていた家屋を、案内していただいた。高い天井を見上げる。大きな梁が、囲炉裏の煤で黒光りしていた。
当時の喧騒・賑わいを想う
はーい、本日も呼子からお届けしました。
イカだけじゃないぜ 呼子
イカしてるだろぅ? 呼子
本日は、これまで!
朝市通りを離れますが
まだまだ、呼子町よりお送りしますよ!
次回は、こんな場所からお届け
おったのしみにー!!
(つづく…)