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『M』甘酸っぱい思ひ出 【酒日記】

Beau Michelle(伴野酒造) [長野県] 
<2021年03月飲> 

久しぶりの静岡以外のネタ・・・お酒の紹介です。

ボー・ミッシェルと読みます。ボーッと飲んでいると、こいつが日本酒と気づかないかも知れません。ボーッとしたミッシェル君ではなく、美しいミッシェル君という名前のお酒です。

まあ、ぼーっとしてないで、つべこべ言わず飲んでみて下さい。
グラスに注ぐと、日本酒と知っていれば気付く程度の、ほのかな日本酒を思わせるかおり。ただ、穏やかなフルーティ香に混じっている日本酒香だ。そう、控えめなミッシェル君なのだ。

ところが 口に含むと!

ジュワッとシャインマスカットのような果汁がほとばしる。爽やかで強烈な酸味が口の中を駆け巡る、「何じゃこりゃ!」これは日本酒? ミッシェル君やっぱりフランス人やったんや。
と思っていると、じわりじわりとお米の旨みがフレッシュな甘みと一緒に口に残る。お母さんは日本人なの? ミッシェル君。

フランスワインというより、ドイツワインのジューシーさに近い感じがします。ミッシェル君、マルチリンガルやね。

あと、このお酒の特徴は、低アルコール。日本酒としては、驚異的な9度。ストロング酎ハイくらいのアルコール度数だ。そのため、ぐいっと飲んでもプハー!とはならない、ジュースのような飲み口なのだ。危険なお酒だ。。低アルコール日本酒。一度、お試しあれ!

あと、お酒の好きなあの人へのプレゼントにもイイかも。おっさんが忘れていた、初恋の味なのだ。

食前酒にオススメ。若しくは、モダン和食に合わせてはどうだろう?
豆腐ステーキのバター明太子ソースがけ。白味噌キッシュ。新しい時代のお酒には、マルチリンガルな食事が似合う。

銘柄: Beau Michelle 
    アルコール度 9
評価: ★★★★ 
    甘み3、酸味5+、苦味2、旨味3、香り2
価格: 1,000円、コスパ:◯

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