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もしも、とげが人より一回りぐらい小さくて、一緒に外を走ったら。
きっと追いつけない。
とげはとっても運動家なのだ。
ご飯を用意するために、窓を開けて掃除を始める。
2階の隅でスンスンチャムチャムと口を動かす音が聞こえた。
口の中に匂いを感じる器官があるので、きっと部屋の中に入ってきた音が何かを感じようとしているのだろう。
形のいいうんちをサッと取ったり、砂場枯山水をしたり。
ゆったりした時間を過ごした後はご飯をよそる。
ねぐらに入ってしまったとげを呼ぶけれども、最近はやはり手にはあんまり興味がないみたいだ。
ご飯を近づけると、スンスン…。
だけどあんまりいらないみたい。
ミルワームをちろりと入れると、すぐにがっついてきた!
現金なとげだ。
でも嬉しい。
その様子を見て、いつものようにカーテンを下ろす。
掃除係のご飯とお風呂をしている間に、やっぱりたくさんとげが遊んでいた。
3分ぐらい全力で遊んだ後、砂場でコロン。
これを繰り返しているとげを見て、冒頭の文章を思いついた。
たくさん運動する頑張り屋さん。
ツンツンツン たまにご飯?とペロリデレ。
そんなとげがいつも可愛い。
元気でいてね、とげ。
いつも記事を読んで頂き、スキしてくださりありがとうございます!
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