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醸造家の視ている世界

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ドイツのワイナリーで現役の栽培・醸造責任者としてワイン造りに関わっているNagiが見ている視界や考… もっと詳しく
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#ワイン醸造

逆浸透は本当にワイン造りの実用に耐えるのか

数年前から逆浸透 (reverse osmosis: RO) はワイン造りの現場での応用が検討されて来ています…

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生産地域と醸造手法の相性

今回のお話はもしかしたら何を当たり前のことを、と思われるかも知れませんが私自身が改めて感…

甘口ワインの造り方に関する文章の一部修正と実務的背景

「甘口ワインを造る3つの方法」と題した記事を公開しました。 この記事では甘いワインを造る…

酸化させるワイン造り | Hyperoxidationの具体的な影響

ワイン造りに絶対のルールはありません。造り手は自分の追い求める味や香りを目指して様々な工…

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ワインへの移り香 | その裏側にある本当の問題

ワインから感じる意外な香り。どこからその香りが来ているのか不思議に思うことがあります。飲…

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赤ワイン、熟成と酸化とアセトアルデヒド

ワインが熟成した時に感じる独特の熟成香。熟したリンゴのようなその香りはアセトアルデヒドと…

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ビタミンCがワインに及ぼす影響

先日運営しているサイト、Nagi's wineworld内で公開した記事「ワインのオフフレーバー | UTA / ATA」で、まだ若いはずの白ワインで熟成したようなニュアンスを感じたらそれはUTAと呼ばれるオフフレーバーの1つかもしれない、というお話をしました。 またこの際に、UTAを回避するための対策の1つとしてアスコルビン酸を添加する手法を紹介しています。 今回はここに関連して、アスコルビン酸のワインへの添加が及ぼす影響について見ていきます。 なぜアスコルビン酸の添

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