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醸造家の視ている世界

サークルメンバーになることなくメンバー限定記事を読むことのできるマガジンです。 サークル内でのみ公開している記事や動画の一部もご覧いただけます。
ドイツのワイナリーで現役の栽培・醸造責任者としてワイン造りに関わっているNagiが見ている視界や考… もっと詳しく
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#香り

逆浸透は本当にワイン造りの実用に耐えるのか

数年前から逆浸透 (reverse osmosis: RO) はワイン造りの現場での応用が検討されて来ています…

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ワイナリーの四方山話|1つのブドウから複数の層はできない

コルクは本当に理想的な栓なのか

ワインの試飲会に参加していると時々、不思議な印象を受けることがあります。リースリング、そ…

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ワイングラスの形と香り

ワインを飲む時にはできるだけ美味しく飲みたいと思うのは当然のことです。 輸送や保管条件を…

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酸化させるワイン造り | Hyperoxidationの具体的な影響

ワイン造りに絶対のルールはありません。造り手は自分の追い求める味や香りを目指して様々な工…

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ワインへの移り香 | その裏側にある本当の問題

ワインから感じる意外な香り。どこからその香りが来ているのか不思議に思うことがあります。飲…

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ワインの「複雑さ」をどう出すか

グラスに注いだワインの香りを嗅いだ時、口に含んだ時、ワインの香りや味に「複雑さ」を感じることは多いと思います。 レモン、リンゴ、洋ナシといったフルーツの香りと、それらの香りとは全く関係しないバニラや干し草の香りが同居している。そんな状態を多くの場合、「複雑みがある」と表現します。 では、ワインを造る場合、普通に造ればこの「複雑さ」がある状態を実現できるでしょうか。 答えは、否、です。 ワインに複雑みを与えるためには造りにも複雑性を持たせる必要があります。今回はそんな複

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ビタミンCがワインに及ぼす影響

先日運営しているサイト、Nagi's wineworld内で公開した記事「ワインのオフフレーバー | UTA /…

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