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県立農大多分落ちました。笑

来年4月入学の県立農大の研修生枠に願書提出し、昨日面接を受けてきました。多分落ちました。笑
と言うのも、うすうす感じてはいましたが研修生で学ぶ内容と私がやりたい農業の姿が合致していないことが面接中に分かり、「あ、やっぱりなんか違うかも」と気づいてしまいました。

円安の影響で輸入資材や燃料の高騰し、生産コストは爆上がり。だけど野菜の値段は変わらない。今の農業は農家の善意だけで成り立っているようなもの。(ちゃんと儲かってるところもあるけどね!)
耕作放棄地の問題や後継者問題を偉そうに語ったところで、農業を継続するのは厳しいことは理解していました。だけどね、このままでは自分たちが食べたいと思うものが手に入らなくなると感じていて、それがすごく嫌だなぁって。日本人の主食は米でしょ!ごはんと味噌があって、少し野菜を作れたらそれだけで生きていけます。

風を感じ、鳥頭のさえずりを聞き、草むしりながら生き物と会話したり、自分が自然の一部であることを感じる農業。儲かる農業じゃなくて、大変なときは手を貸して〜って仲間を呼んででやる農業がしたい。自分の利益だけを考えるのではなく誰かのためになるような農業。今の社会の常識から外れているかもしれないけど私がやりたいのはそんな農業。県民のお金を使って勉強する県立農大では絶対にこの考えの人受かるはずがないですよね。県立農大に入る人は県民のためにを量を生産できる人、そういった手腕がある人でした。顔の見える関係の中で農業がしたい私はそこに全然当てはまってない。笑
面接しながら気づくなよ、もっと早めに気づけよ、って話ですね。
受験した事は後悔はしていませんし、自分の考えに気づくことができたのでそれはそれで経験の1つになりました。農大を目指すと宣言してからいろいろな方からお話を聞くことができたり、自分なりに今の農業の問題点を調べることができたので、行動に移せて良かったと思ってます。

合否の結果はまだ出てないですが、受かったとしても多分行かないかも!笑
次にやるべきことが何か見えてきたので、畑に行く頻度増やしたいと思います!頭で考えるより、手を動かさないと何も作れないし、何も得られない。口先でどんなにいいこと言っても行動が伴わないと人から信頼されないのは重々承知でございます。なので、頑張りまする。

写真は夫に秘密で古民家探ししてたら、近所のご婦人に味見させてもらったキンカン。すっぱ美味しい🫶

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