主婦が再就職の壁を越えた瞬間
転職エージェントに登録してから約半年、本格的に動いて2ヶ月半。
箸にも棒にも引っ掛からなかったような再就職活動が、
意外にもあっさりとデジタル系のマーケティング職として内定をいただくという形で集結しました。
結論としては
行動成果を示すと、
書類選考提出企業 85社
書類選考通過企業 上記のうち4社
一次選考通過企業 上記のうち2社
最終面接実施企業 上記のうち2社
内定承諾 入社を決めた1社
求人全体の市況としては、
・転職売り手市場
・IT企業の市場動向は右肩上がり
・働き方改革による採用対象者の条件拡大
といった中で、前半戦に書類選考通過したのは1社のみで
それ以外はひたすら毎日お祈りメールを受け取り続けるという
修行の日々でした。
何が売り手市場だ、女性総活躍だ、この嘘つきめー!!
といった心の叫びを飲み込み続けました。
そんな中、最後は意外とあっさり決まった最終戦。
私は結果的に、数打ってなんとかした。みたいな感じですが、経緯をたどると必然的な道筋があったようです。
それは何かというと、
まず応募者多数であろう大手企業では、わざわざ年齢のいっている私を取る必要が無さそうであったこと、
勢いのあるスタートアップ系は一次面接までで落ちたこと、
選考で残った企業は、中規模ながらもデジタル領域の特定領域で、一定の地位と安定感のある企業であること。
この理由はおそらく、私のスキルが"言語化しやすい資格等のスキル、ハードスキル"ではなく、 "言語化しずらい企画力やコミュニケーション力のスキル、ソフトスキル"が多く占めていることと、年齢の2点が関係していると思います。
特にデジタル領域における、リテラシーがあるという程度でわかりやすいスキルは有していなかったので、業務研修が必要なのが前提条件で、そこを投資(時間もコストも)してでもその他のソフトスキルを買ってくれる企業かどうかがポイントでした。それでいうと、IT企業であることは私の前提条件だったので、とにかく時間との勝負!という側面の強いスタートアップ系にはニーズが無かったようです。また応募者が殺到していそうな大手も難しかったです。
一方で、ある程度地固めができていて、これから組織をさらに強くしていく、新分野を立ち上げていく、というフェーズのところで、需要がフィットしたと感じました。組織を支えるにはハードスキルだけでは難しいからです。
結局のところこの戦略が事前にわかっていたとしても、例えキャリアコンサルタントの方だったとしても、応募してみて蓋を開けてみないことには、その企業の具体的なフェーズは分からなかったので、この応募社数はいったん離職をしている私にとっては必要工数だったのでしょう。
そして、この必要されたポイント、を私も心して業務にあたらないといけないのだと思っています。
そんなこんなで、一時は就活をやめてリスキリングに集中しようかとも思っていましたが、どちらかに決めずに伴走した結果、就職してスキルアップをするという方向になりそうです。
アラフォーが久しぶりに社会復帰しますが、世の中の役に立てるよう、頑張りたいと思います。
私のこの経験も、仕事で悩める方のお役に立つことを願って!
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