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バックパッカー反対されて激病み期からの〜第一章〜

2024年2月の何日か忘れた。
父母がリビングでテレビを見ながら、階段をゆっくり降りる私の手には文字でいっぱいの一つの紙。
『バックパッカー 準備』
たしかこんなふうに書いてその下にリュックサックの中に入れる準備物+行動計画として、タイかベトナムどっちかから出発してインド経由からのゴールはイランで書き記してたはず...

超めんどくさがりでギリギリまでやらない系ヒューマンの私がこんな熱心に(一晩の勢い)調べてまとめたこと、🐏年のせいで金遣いの荒いこの私がおよそ20万円ほど貯金していたこと。用もなくコンビニに寄ってお菓子爆買いもなしに..

日に日に近づいてくる2月30日か31日(忘れたけれど)。そう、私は両親には言わずにタイかベトナムどっちかの航空券を先に買っていたのである。

上記のもろもろのことがあって、私はとてもハイになっていた。頭の中78%はバックパッカーへのドキドキワクワク感、20%は親になんと言われるかわからない不安感、2%はバイト行きたくないとかそんなこと。

そしてリビングのドアを開けて、ソファにもたれる父母の背中を見つめながら近づき、

ついに‼︎‼︎‼︎‼︎「あのぅ、ごめん、ちょっと話したいことあるねんけれど、今いいかな?」
父母の??みたいな顔。。。

そう、これは、終わりの始まりだったのである

なう、バイトに向かう高速バスの中。
曇天の空を見つめながら今日の朝ぶっとい食パン2枚とエッグチョコ食べたことの罪悪感40%、家の居心地の悪さからくるグレーな感情20%、バイト行きたくない20%、人生🤪って感情20%。
そう、今頃私はバックパッカーを終えて日本に帰国。清々しい気持ちだったはず!!!やったのに!!!!!

私は両親にバックパッカーを反対されて激病みからの1ヶ月家に引きこもりからの業務用アーモンド爆食いからの口内炎祭りからの自殺未遂からの立ち直りからの人生なんて🤪😜😝🥸🤩←今ここ、なのである。

第一章、終わりの始まり編
めでたしめでたし!

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