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【私の話】誰かの固定観念に悩んだ時に読んでほしい 4つ

開業準備も少しずつ進み、”自分の固定観念””人の固定観念”にぶつかる事がありました。

固定観念とは、頭から離れず、思考を拘束するような考えのことです。固定観念は、他者の意見や状況の変化に応じず、行動につながっているような観念とも言われます。

今回のテーマは【固定観念】

「こうあるべき」
「〇〇はこういうもの」
「世間ではこれが普通」

こういう言葉に心が折れたり、傷付いたり、やりたい事をやめてしまったりした事はないでしょうか。

そして、調べていくと、下記の表記のような言葉が出てきます。

固定観念は、ネガティブな意味合いで使われることが一般的です。固定観念にとらわれると、柔軟な発想力や適切な判断力を妨げ、自分の成長の機会を奪い取ってしまいます。

少し難しいテーマですが、私の経験や考え方を交えて、執筆していきます。



はじめに

このテーマを執筆しようと思ったキッカケは、私自身がやりたい事と世間(私の周り)の考えとのギャップに悩まされたのがキッカケでした。

もともと、私は幼少期から固定観念に悩まされる事が多かった印象があります。

「こうあるべき」
「女性とはこういう者」
「女の子なんだから」
「こんな事もできないのか」
「女性の幸せとは」

性別に関係なく、言われた事がある言葉ではないでしょうか。
この言葉たちは、実際に私自身が体験した一部ですが、悩まされる事が多かったのです。
そして、言われたその通りに行動をすれば言われる事はない。と考え、自分自身が何をやりたいのかさえ、分からなくなってしまった経験があります。


■自分と他人の固定観念は、同じ方が奇跡に近い

一般的に言われる”世間体”という言葉。

世間体(せけんてい)とは、世間に対する体面や体裁のことです。世間の人々から見たときの自分の外見や印象のことを言います。

私はあまり好きな言葉ではないのですが、この”世間体”は、国、地域、育った環境、親族などに左右され、その相手などによって違う内容になる事が多いのです。

私が固定観念に悩まされる事が多い場所は、家族、親族、職場など身近な場所に多い印象でした。

・大人が子供に言う固定観念
・親族が言う世間体の固定観念
・職場が求める固定観念
・先輩から後輩への固定観念

いろいろな考え方があり、”それを外れる=おかしい”と言う方程式ができ、距離を取られたり、批判してきたり、心配されたりするのです。

自分自身に自信があったり、気持ちにブレがなければ、その場をうまく流す事ができるかもしれません。
自信満々な時もあれば、疲れている時もあり、不安な時もあるのです。
そんな時に面倒になって、いろいろ理由をつけて、その通りに行動したり、諦めてしまったりするのです。

しかし、固定観念は、一人一人違うのです。

同じ人間でも、生まれも育ち方も、経験してきた事が全く同じ人などいないのです。
誰かの固定観念に触れ、その通りに行動する必要も、落ち込む事も悩まされる事もないのです。

誰かの固定観念に触れた時、流すのも一つの方法ではありますが、私が大切にしている事は、その相手の固定観念で”いいな”と思う事は吸収し、”いやだな”と思う事は「そういう考え方もあるんだな」と一旦、頭の引き出しにしまっておく。

私はこの方法で、やりたい事を少しずつ進めています。


■”やりたい事”の妨げになる場合

自分と誰かの固定観念のギャップについて執筆していますが、やりたい事を始める時に、実は自分自身の固定観念の方がタチが悪かったりします。

以前、投稿しましたが、自分自身が考えられる事など、高が知れていて、限られているのです。
固定観念もその一つだと思っています。

20代までの私は、自分自身に自分自身の固定観念を押し付けていました。
結婚してからは家族に押し付ける傾向にもありました。

それは、幼少期や学生時代の経験もあると思いますが、「そういうものだ」と決め付ける事は、人生の指標のように、とても楽だったのです。

「女性とはこういう者」
「結婚したらこうする」
「子どもの為に、家族の為に行動する」
「夫の収入だけではやっていけないから働きながら子育てをする」
「お金がないから不幸せ、お金があれば幸せ」

やりたい事を見つける努力もせず、固定観念の中で生きているうちに、うまくいかない時があると、”何かのせいにする”という悪循環を続けていました。

上記のパターンは、固定観念が妨げになるパターンと考えます。
では、妨げにならない固定観念とは、どういった事でしょうか。


■”やりたい事”の妨げにならない場合

私の場合、ガチガチに固まった固定観念を崩すキッカケがありました。

子ども達を幼稚園、保育園に入れて働きたかったのですが、保育園に入れる事が現実的ではなかったのと、なかなか入れる事ができなかったのです。
理想と現実にぶつかり、気付けば結婚して上の子を産んでから5年が経っていました。

その時に、よく家に遊びに来てくれていた学生時代の友人の提案が固定観念を崩すキッカケになったのです。

保育園に入れられないのなら、夫が家にいる間に深夜パートはどうか。

深夜の仕事は大変。夫に子ども達の事ができるはずがない。
そんな固定観念を少し崩す事にしました。

崩してからは、どんどん崩れていきます。
子どもがいるからできない。結婚してるから無理。など、いろんな気持ちと向き合いましたが、深夜パートをしながら、少しずつ自分らしく、やりたい事を見つける事ができたのです。

そして、深夜パートを通して、私らしい固定観念を知る事になります。

現在、私は誰かに固定観念を基本的には提示しません。
聞かれたら答える程度です。

それは、当時の私と現在の私の固定観念はだいぶ変わってしまっているのと、理解されない事の方が多いのも事実であり、まだまだ崩して、積み上げて、少し固めてを繰り返し、柔軟にしていきたいのです。

何より、興味がある人の固定観念に触れたいと思っているのです。


■誰かの固定観念に悩んだら、場所を移動する

こちらでも少し触れていますが、誰かの固定観念に悩むぐらいなら、自分らしくいられる場所に移動する。

そして自分自身を知る時間を増やし、興味がある誰かの固定観念に触れてみる。


ネガティブに捉えがちの”固定観念”ですが、見方を変えたり、視野を広げるだけで、自分の強さになったり、ブランドになったりするのです。

この考え方は、現在の仕事で大変お世話になっております現場の職人さんや整備士の方などから、学ぶ事ができました。

時には必要であり、必要ない時もある。
うまく自分自身の固定観念を使う事ができたら、面白いと思いませんか?


さいごに

今回は、”固定観念”について執筆させて頂きました。

悩んだり不安になる理由は、「経験をしていない」「自信がない」という感情から来る事がほとんどです。
実際、私もまだそういう気持ちになる事があります。

まずは、誰かの固定観念に触れ、自分自身が純粋にどう思ったのか確認してみるのもいいかもしれません。


【Nagiko】
神奈川県/30代/シンママ/子供3人
小型船舶1級/潜水士/PADI AOW Cカード

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