秋晴れの那須岳トレッキングと贅沢山ごはん
先週(2019年11月9日)、那須岳(茶臼岳)を登りに行ってきました。
ここ2年くらい、真冬にドローンを飛ばす目的でスノートレッキングやスノーシューハイクに出かけていたものの、雪のない山を登りに行くのは、恐らく子どものころ以来(父親が極めてアウトドア派で赤子の頃から山に連れて行かれていた)。
今年の初めには、THE GUILDのドローン部(登山部?)メンバーで、谷川岳にスノーシューハイクに行きまして、山を歩くのはそれ以来。
今回はYAMAPで大活躍中、THE GUILD仲間の安藤さん(@goando)、Mr.CHEESECAKEでお馴染みのタムさん( @Tam30929)ご夫婦という4人のパーティ。
タムさん夫妻はほぼペアルックな上に捜索隊みたいなカラーリングだし、安藤さんとわたしのGUILDチームはオールブラックなスタイルにミラーサングラスだしで、第三者から見たらなかなか怪しい4人組だったと思います。
YAMAPも初めて使ってみたよ。
ルートなどはYAMAPをご参照の上。写真もまとまってます。写真をまとめてアップするだけで、撮影時間を基にしてルート上に写真が自動でマッピングされるの面白いですね。
登山者の朝は早い
那須岳周辺は紅葉の時期、非常に混雑するということで、都内自宅を4:00に出発。わたし2.5時間睡眠。弱冠の不安を抱えつつ、安藤さんのお車で一同、栃木へ向かう。
朝日に照らされるセブンイレブンの駐車場。広い。
まだ、ひともまばらなロープウエイ。ググッと山頂へ近づく。
快晴、気温も0度を切らないくらいで、無風。初心者にぴったりの気候でした。どこまでも遠くが見える。さすがに紅葉は終わっていた。
ロープウェイの山頂駅からは、いよいよ自分たちの足で茶臼岳頂上へと向かう。
コロコロとした小石の道から、ゴロゴロと大きな岩が辺りに転がる急斜面へ。地質の変化が面白い。高所恐怖症のわたし、全体が急斜面になっている道に恐れ慄きながら、両手両足を使いなんとか頂上付近へ。足元手元を見ることしか出来なかったので、残念ながらこの間の写真が一切なかった。
頂上付近はなだらかな道が続いており、ほっと一息。
あっという間に頂上へ。
カメラを向けるとポーズをとってくださるCXO。
人工物?天然物?石碑のようなものがあった。山の頂上によくあるらしい。
頂上をあとにして、一旦下りのコースへ。
下りの方が怖いと思ったのですが、慣れてくるものですね。
ロープウェイ山頂駅の近くまで一旦戻り、ひと休憩したのちに、牛ヶ首へ繋がるコースへ進む。山肌に描かれた登山道の美しさよ。
360度美しい景色。景色のひらけた登山道が続くので、全く飽きない。
牛ヶ首から、ここまで歩いてきた道をのぞむ。ここが峠になっていて、ここから歩みを進めると那須岳の東側斜面に出る。ここまで歩いてきたのは西側。
峠の茶屋に繋がる道。
もくもく。
ちなみにドローンでも撮影しようと思って持って行っていたのですが、圏外でDJIアプリにログインができずでした。お出かけする前にちゃんとアプリログイン&アップデートが来てないか確認しないとダメですね。反省。この後行った避難小屋付近は電波があったのですが、今度は強風で空撮どころじゃなかった。
充実の山ごはんと、史上初(?)山ミスチ
ここまでほぼ無風で来たのですが、お昼を食べる場所だけ超強風が吹いており、やむを得ず避難小屋の影にあったベンチをお借りして、待ちに待ったお昼タイム。
まずは安藤さんが仕込んできてくださったジャーマンポテトと、タムさんが作ってきてくださった玄米おにぎり、唐揚げ、きのこのマリネなどを頂く。贅沢すぎる。
(わたしは非常用としてモンベルの水だけで食べれるピラフを持っていったのですが、出る幕なし。次回はがんばります……。)
ホクホク。この後、スプーンが溶けていた。
調理もしてくださるCXO。ご自宅で仕込んだものをジップロックに入れて持参するのが山ごはんの基本らしい。
安藤さんお手製チーズタッカルビ。初めて食べたけど癖になるお味。気温が低いので伸びたチーズが瞬時に固まっていくのだけでど、山の上で温かいものがいただける幸福感、たまらない。
食後のコーヒー。これ、電気が無くてもネスプレッソを煎れることが出来るサードパーティのマシンらしい。
そして極め付けは、山ミスチ! 先程のエスプレッソマシンで淹れたコーヒーと一緒にいただきます。
少しだけ歯応えを残すくらいに程よく解凍されながら、キリッと冷えたミスチ。最&高。もしかして今の時期の山の気温、ミスチにベストマッチなのではないか。冷蔵庫解凍で油断すると溶けすぎちゃうことがあるんですよね。
へい、らっしゃい(タムさんご馳走様でした!)。
お昼をいただいて、ほっと一息ついたところで、下山です。
下りはロープウェイを使わないで下りてしてきたのですが、思っていたよりもあっという間。脚にも良い感じに疲労が溜まってきたころに駐車場着。
たびたび麓までは足を運んでいた那須岳ですが、こんなに表情豊かな山だとは知らず。また季節が変われば、様子も変わるのでしょう、繰り返し登る方が沢山いらっしゃるというのも納得です。
登山は朝が早いので、登って、下りて、まだお昼過ぎというのも充実した休日を過ごせてる感を味わえて非常によいですね。
次回はわたしも山ごはんを準備&持参して行くぞ。
でも、次は雪山かな。
撮影:Sony α7Ⅲ + Carl Zeiss Batis 2/25, Tamron 28-75mm F2.8
現像:Adobe Lightroom CC on iPad Pro
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