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人生において重要な「あるタイミング」

こんにちは、今はタイのタオ島にいてビーチライフを楽しんでいます。

今回は「このタイミングって人生においてめちゃくちゃ重要だな」と思ったことを書いてみます。

そのタイミングとはズバリ、
「高校卒業直後」です。

このタイミングがなぜ重要なのかー
簡潔に言うと、大学を休学するのに最適だからです。

自分のやりたいことを最大限にでき、また、そのための時間を最も捻出しやすいタイミングです。


私は高校を卒業し京都大学に合格した後、即座に1年間休学し、オーストラリアにワーキングホリデーに行きました。

オーストラリアで得た経験や知見は人生においてかけがえのないものになりました。また、19歳のうちに海外経験を積めたからこそ、これからの大学生活や20代をどのように設計するかをより深く考えられるようになりました。
(オーストラリアに行った理由はこちら

仮にそのタイミングを逃したとしましょう。
大学の2年や3年で休学すると、授業、部活、サークル、交友関係などを考慮する必要があり、4年で休学するにはさらに就職のことも視野に入れておかなくてはいけません。

社会人になってからでは、基本的に仕事を休職もしくは退職しないといけなくなり、さらにハードルが上がります。

もし、大学に自分のやりたいことがあるのならば、休学なんかせずにそのまま大学生になればいいと思います。
でも、大学以外の場所に自分のやりたいことが少しでもあるのなら、大学入学と同時に休学するという選択肢を本気で考えてもいいのではないでしょうか。
海外に行くことだけが正解だとは思いません。国内でもあなた次第ではユニークな経験を積むことができます。

休学して自分だけの経験を積み、大学に復学してから大学生ならではの生活を目一杯楽しむという、良いとこどりができるのがこのプランの利点です。

もちろん、休学することにはリスクもあります。しかし、19歳という非常に若い年齢のうちにそのリスクをとっておくことで、後からいくらでも挽回できると私は考えています。

「入学と同時に休学」という選択肢を高校生以下の人達に知ってもらいたい(必ずしもそれを選ぶ必要はない)というのが私がこの記事を書いた理由です。


オーストラリアでの印象に残った出会いの1つに、デンマーク人の男の子との出会いがあります。彼は3年間ギャップイヤー(高校卒業後、大学入学までに自分の興味のあることに取り組む時期)をとっており、2年を自国で、1年をオーストラリアで過ごしていました。そして次の年から大学を始めると言っていました。

私が彼に何故ギャップイヤーをとったのか尋ねても、彼は上手く答えられませんでした。それはデンマークではギャップイヤーをとることは当たり前であり、特別な理由が必要ないからなのです。また、それを当然とした社会のシステムになっているのです。

今のところ、日本ではギャップイヤーをとることは難しい社会構造になっています。しかし、大学入学と同時に休学することでギャップイヤーを再現することは可能です。

私がこの記事でギャップイヤーという選択肢を提示し、読者がギャップイヤーをすることでさらに将来への選択肢が増えるという連鎖を起こすことで、現状の選択肢に適合できない人が自分に適した選択ができるような社会になればいいなと思います。

追記①
この記事ではギャップイヤーを勧めるような表現がありますが、ギャップイヤーは選択肢の1つに過ぎません。自分の信じる道を進んでください。

追記②
この記事では高校卒業後、大学進学を前提にしていますが、大学に進学しないという選択肢を無視する意図はなく、その選択も尊重します。

追記③
私のしたいことを自由にさせてくれ、さらには応援してくれた両親と、多額の出資をしてくれた祖母には非常に感謝しています。彼ら無しではこのような経験を積むことは不可能でした。


タオ島でダイビングをしました。青い海と空は最高です。




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