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【動物福祉】動物の現状を動画で訴える効果とは?

動物福祉に取り組む非営利団体にとって、動画は動物の置かれた現状や、活動の様子を伝えるのに効果的です。
人々の印象に残る動画にはどんな工夫がなされているのでしょうか。
本記事ではいくつかの事例を扱いながら説明していきます。

アニマルレスキューMIKI JAPAN安城

殺処分寸前の犬を、動物愛護センターから保護したり、多頭飼育崩壊など行き場を無くした犬の保護活動を行う団体です。

こちらの動画は再生回数なんと102万回。また520件のコメントがついています。
飼い主の入院により、孤独な状態で放置されていた犬を救う過程を記録した動画です。
衰弱した犬の様子や救出の様子を動画で伝えることで、文字だけでは伝わらない事態の深刻さを伝えることができます。
”どんな事情があっても責任を持って命と向き合わなくてはならない”と多くの人に印象付けたことでしょう。

NPO法人ペット里親会

飼育放棄された犬や猫を保護し新しい飼い主に譲渡したり、適切な養育、避妊の必要性を啓蒙する団体です。

動画の主人公は理不尽な理由で放棄され、生活も大きく制限されてしまい、人間に恐怖を抱いた犬の”つぶらちゃん”。
団体が上げた他の動画を通じて里親が見つかりました。
保護当時には怯え震えるつぶらちゃんが、シェルターで暮らすうち元気になり、無事引き取られ明るい表情をみせました。
その様子を動画で伝えることで視聴者の団体への信頼度を上げることができます。


公益社団法人 日本動物福祉協会

動物愛護管理法の普及や、飼育環境の改善をはじめとし、様々な活動を行う団体です。
 

この動画は猫の多頭飼育の現場を描いたアニメです。
動画サイトには実際の多頭飼育を撮影した動画もありますが、このアニメは猫の視点から多頭飼育を捉えたものです。
実際の映像はショッキングなものも多いのですが、イラストを使用しているのでより分かりやすく、重くなりすぎないのが利点です。
しかし、しっかりと猫の心や健康に与える影響について印象付けることができます。

まとめ

リアルな動物の姿を写したり、イラスト、アニメを利用し動物の置かれた厳しい環境を描くことで人々の感性に訴えることができます。
また多くの人の目に触れやすく、視覚的にも状況を伝えやすい動画を利用することで、啓発や活動の認知度向上に役立てることができます。



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