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【日ハム】後半戦の戦力と展望

交流戦が終わり、すでに6月後半です。
プロ野球のシーズンは概ね9月までですので、もう半分と言っても差し支えないと思います。
応援している日ハムは現在3位。
勝率の関係もあり、2位のロッテと実は差がなかったのも今は昔。
現在借金が1になりちょっと苦しい状態です。
そこで、久しぶりに日ハムの後半戦の戦力を考えてみようと思います。
シーズン前はここまで戦力が整うとは思っていませんでしたので、前半を振り返りつつにしてみようかなと。
長くなりそうですが、ご了承ください。


前半振り返り

まさかの選手が急浮上してきましたね。
まず、キャッチャーの田宮、ショートの水野、サード郡司、レフトに水谷。
松本もセンターが板についてきて、ライト万波、ファーストマルティネスは安定です。
大体守備位置固定ができるようになったのは収穫ですし、それにより打順の大まかな固定も始まって強くなった印象でした。
また、ショートも基本は水野ながらセカンドとの兼ね合いで途中から上川畑だったり中島らを使えるのもかなりいいと思います。
個人的に一番大きいなと思ったのはレフトの固定。
水谷がここまで早く出てきてくれるとは思ってもみませんでした。
守備はまずまずなので、これからに期待が持てる選手ですよね。

ピッチャーの方はというと、山崎が勝ち頭で常に状態がいいのもある意味予想外です。
「エース待遇なんて」と古巣ファンからは失笑されてましたが、まさしくの活躍でありがたいです。
伊藤もスタートダッシュに貢献してくれたため、現状少し崩れたか?と思っていたのですが、マダックスで復活の兆し。
加藤は当初内容が悪いながらも大崩れせずにここまで来ているのが、すごいと思います。
また、育成上がりの福島と金村がおり後半戦はこの二人がカギを握りそうです。
個人的に残念だと思ったのが、北山と上原ですね。
上原は前回登板で首の皮一枚つながった様にみえますが、次回以降もこれぐらいやらなければならないとも取れます。
北山はスタートは良かったのですが、一度崩れてしまい、更には怪我。
3年目の今年、確実にローテと言われていましたが現状白紙でしょうね。
なので、残りローテ3枚はあーでもないこーでもない状態。
金村、福島を筆頭としつつ、センスを見せたドラ1細野やまだ状態は上がらないが期待はできる根本、2軍で先発挑戦が始まっている畔柳、松浦、達の同学年トリオ。
中堅~ベテランはいませんが、後半戦から活躍してほしい人材ばかりです。

後半戦<戦力把握+展望>

ここからは後半戦に活躍してくれそうな戦力を洗い出しつつ、どうなっていくのか個人的願望もいれつつ書いていこうと思います。

【投手】

まず先発です。

伊藤、加藤、山崎は万が一がない限り1軍のローテで問題ないと思います。
先ほどの記述しましたが、中堅~ベテラン域の選手がいい意味で少ないです。
ただ、表3枚に万が一が起こると変えられる実績ある選手がいないってことでもあります。
なのでとにかく怪我無く試合を崩さず、お願いしたいですね。
裏3枚に関して福島、金村はもうほぼ確定でいいと思います。
後1枚を現状任せてよさそうなのは、松浦、畔柳、細野かなと。
達はまだなんとなくでフォームも投手像も固まっていない様に見えるので、厳しい気がしますね。
と言っていたら、6/24のファームでは8回まで無失点の好投。
背景には伏見がスタメンマスクってこともあると思いますが、これで達も候補として問題ないでしょうね。
上原は緊急要因な気がします。
可能性があれば根本も含めていいかもしれません。

次に中継ぎと抑え。

河野、正義、杉浦は決定事項でいいと思ってます。
マーフィーも申し分なし。
宮西が上がってきて、緊迫する場面を任されていますが、後続は今のところ池田以外見当たりません。
また、ビハインドだったり大量得点差や、他の中継ぎ負担を考えた場面でのピッチャーは山本と生天目。
この二人はある程度まとまってはいるかなと思いますが、やはりまだ確実性や安心感は少ないです。
あと、齋藤が再度昇格してきたので彼にも期待したいですね。
後々の戦力としては、玉井と池田、プラスして福田の復活。
育成ですが、中山もありかなと思っています。
石川は個人的にもう候補にも入ってこなくなりました。
ドラフトでは投手多めに獲得した方がいいのかもしれませんね。

【捕手】

現状、1軍は田宮、清水、マルティネス、郡司の4登録。
ただ、伏見が復活するため清水の降格が見えている感じです。
しかし、7/5現在清水健在です!生き残ってますね。
守備としてやるのは田宮と伏見が基本だと思います。
マルティネスや郡司は本当の万が一ですかね。
前半までは山崎専任が伏見でしたが、後半はもう少し増えてくると思ってます。
田宮が攻略されたというか、力のあるピッチャーなら問題ないんです。
技巧派やウイニングショットのないピッチャーになるとまだ引き出しが少ない。
でもそこに伏見がはまるんですよね。
面白いです。
他のキャッチャーに関していうと今シーズン出番がなさそうなので、とりあえず以上です。

【内野手】

開幕時からの基本形は、ファースト、サード、ショート(+キャッチャー)がほぼ固定。
セカンドだけは未定ながらいい状態で走ってきました。
そして今。
ショートの水野が怪我で少しばかり離脱。
代わりに元々レギュラーとして守っていた上川畑が返り咲きしたり、中島もスタメンになったりとその時々ですかね。
ファーストはマルティネスの調子が上がりきらないため、清宮だったりしてます。
サードはほぼ郡司で、後半守備固めとして奈良間や細川が入ったりしてました。
セカンドは相変わらず未定ながら、石井、福田と調子のよさそうな選手を起用し続けています。
やはり調子が落ち込んでいるのは目に見えてるので、そこを補おうとしたり変更して発破をかけているのかなと思いました。
そして後半戦。
その後半戦前に、もしかするとトレードがあるかもしれません。
もしあればその選手が上がってくる可能性が高い気がします。
今は細川を2軍に戻して試合させてたりしますが、今急務なのはセカンドなので誰がいいかとなると微妙です。
福田、石井が筆頭ではありますが、やはり安定感が必要かなと思います。
水野が戻ってきた段階で上川畑がセカンドにいくことは可能ですし。
守備的には適任ですよね。
多分今年のドラフトは二遊間、上位取りありそうです。
あとは、野村や今川など1発を期待できる選手の存在。
やはりソフトバンクやオリックスみたいな高校強豪校チックな育成はしないので、後任人材もまだまだ必要だなと感じました。

【外野手】

最後に外野手。
ライト万波が確定し、もう万が一がない限り固定なのでここは省略。
センターに関しては開幕からここまで松本が守ることが多かったです。
五十幡、スティーブンソンはちょっとレギュラーにはなれませんでした。
また、ルーキー宮崎もまだまだですから数試合1軍で出場したのみで、現在2軍です。
うれしい誤算として水谷の活躍がありました。
そして勢いそのままにレフトへと固定されている状態です。
五十幡は主に守備出場や代走出場が多くなっており、きちんと結果を求めてやっているため内容は上々。
期待されている浅間はまた怪我でしたが、つい先日1軍に上がってきてますし、レイエスは指名打者として復活しつつあるのがうれしいですよね。
後半戦からなのですが、松本、万波の復調が願われます。
松本はすごく使い勝手のいい選手なので、打線として機能させるには必要かなと。
万波は守備にも打撃に欠かせないため少しでも早く調子を取り戻してほしいですね。
今シーズンは一気にレギュラーというか、守備位置の固定が進んでいるので、控えにいる選手たちは戦々恐々でしょうが、また後半戦から頑張ってもらいたいですね。

以上!
もう自力優勝は消滅したそうですが、個人的にはもとより優勝ではなく、戦えるチームになってくれたらいいなと思っていたので現状を楽しんでいます。
後半戦はまた盛り返してくれたらCSも見れるので楽しみですね!

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