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全12話アニメ脚本をエブリスタのコンテストに投稿する 製作日誌編10/02

 昨日より始まった新しい企画ですが、製作日誌編は毎日更新はしない予定なので、番号代わりの日付が飛び飛びになると思います。ご了承下さい。

 本日の報告内容:
 1.企画名を変更
 2.概要プロット作成
 3.資料編に「製作向け企画書」アップ
 4.資料編に「クライアント向け企画書」アップ

 まずはいきなりですが、企画全体のタイトルを変更しました。新タイトルは「全12話アニメ脚本をエブリスタのコンテストに投稿する」です。長いですが、前の「アニメ脚本連続ものの作り方」は内容を表しているようで、しっくりはきていなかったので、今後はこのタイトルでいきます。

 さて、本日はプロットの最初の段階である「概要プロット」について書きました。物語の外枠がある程度できたので、あとは筋や構成をしながら、人物や舞台の設定を詰めていけば、時間をどれくらいかけるかにもよりますが、いずれは物語ができあがります。

 何度か書いていますが、創作で一番大変なのが「0を1にする」という部分です。特に脚色や何か原案があってそれを改変する、あるいは異なるメディアに翻訳するといった場合でない限り、最初は何もありません。

 何か餌が他人から与えてもらえるならまだ良いですが、それもなく「自由にやっていいよ」と言われた状態で、自分に特に書きたい題材がある訳でもない、なんてところからスタートするのは本当に大変です(そういった意味でも、作家の方々は日々ネタを探しておけと言いますね)。

 今回のように応募先に文字数やフォーマット等の物理的な条件以外に、テーマやジャンルなどの指定がなされている場合は、その分数%ほど楽になります。思考が制限された方が意外とアイデアを見つけやすいものです。

 本日はこの製作日誌編とは別に、資料編に「製作向け企画書」と「クライアント向け企画書」をアップします。

 「製作向け企画書」というのは、前回の企画で説明した作者向けの企画書であり、どんなものを作りたいか、どんな意気込みがあったのか、迷った時に戻るべき原点としての書類となります。こちらは製作が始まると、その後は特に変更することはありません。唯一スケジュールに関しては細かな変更がありますが、それはここに書かれているスケジュールをそのまま上書きで変更したりして対応はしません。別に管理しております。

 「クライアント向け企画書」は、本来であればプロデューサーやディレクター等の、企画を通す側に提出する書類です。ただ今回はそこまできっちりとしたものは必要ないので、主に応募に必要な「あらすじ」について書いておくための書類、という体裁になります。

 今回アップした企画書にざっと目を通してもらうと分かるのですが、本作品で扱うのは「障害者(障碍者)」という非常にセンシティブなテーマとなります。最終的にはこれはもっとオブラートに包み込んで、別の表現にすり替わりますが、作品の根幹に関わるものには変わりありません。

 なぜそのようなテーマなり素材を扱うのか?

 それは作品製作の課程をずっと追っていってもらえば、自ずと判明するかと思います。

 それでは、今回の製作日誌は以上となります。今後も宜しくお願いします。

凪司工房


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