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全12話アニメ脚本をエブリスタのコンテストに投稿する 資料編「製作向け企画書」

※こちらは資料編となります。随時変更されますので、バージョン情報や更新ログを確認しつつ、参照して下さい。また大きな変更があった場合は製作日誌編にて告知いたします。

Project ANIMA第三弾「キッズ・ゲームアニメ部門」企画書

作成者:凪司工房
作成日:2018/09/26
修正日:2018/10/02

## 基本データ

タイトル: セブンス・サピエンス
コピー: 自身をハックして、この薄汚れた世界をハックしろ
テーマ: 欠けていればいるほど、強くなれる(欠損は優劣の劣ではない)
ジャンル: ファンタジィ
ターゲット: 10代から20代の男女
サイズ: 1話10k程度+あらすじ

## コンテスト概要

●賞
金賞1名:15万
銀賞1名:5万
佳作複数名:書評

●三村氏プロフィール
三村美衣 書評家。著書『ライトノベル☆めった斬り』(太田書房/共著)、『SFベスト201』(新書館/共著)など。 ライトノベル、SFをはじめとする新人賞の一次、二次選考を担当してきた。 現在、創元ファンタジイ新人賞の最終選考を務めている。

●募集内容

大賞作品は動画工房にてアニメ化
・15歳以下の少年少女が主人公
・RPG/アドベンチャー/TCG等のゲーム展開に適したオリジナル作品

●応募条件

小説
800字程度のあらすじ+10000字以上の本編(未完結も可能)
もしくは3000文字以上のプロット(完結)
脚本
800字程度のアニメ全体のあらすじ+300字以上の登場人物全体の紹介+10000字以上の第一話脚本

※お一人様、何作品でもご応募頂くことが可能です。
※エブリスタの投稿機能を利用する場合は、作品説明もしくは本文の冒頭にあらすじを記載してください。Word応募の場合は、本文冒頭に記載してください。
※Word作品の文頭には、作品タイトルとクリエイター名の記入をお願いします。
※Word作品で応募する場合、エブリスタ上に作品は掲載されませんが、受賞した際に、 エブリスタ上への投稿をお願いしております。
※エブリスタ上での有料作品、無料作品のどちらでもご応募可能です。
※非公開作品は選考対象外とします。
※エブリスタ内の公式イベントや、他サービス等の投稿イベントに応募中の作品又は過去に応募し受賞した作品は選考対象外とします(以前受賞したものを再構築したものも選考対象外とします)。
※エブリスタ内の公式イベントにて、中間発表で落選した作品も選考対象外とします。
※第三者の著者権その他の権利を侵害した作品(他の作品を模倣するなど)は判明した時点で無効となります。

## 概要

近未来。そこは人類にセブンスと呼ばれる人工的な第七の機関を設置して暮らしている社会。そんな中で、身体的な欠損を伴って生まれ本来破棄されるはずだった子供らを育てているラボがあった。
そこで十歳から十五歳までの七名の生徒は、楽しく日々を送っていた。だがある時、何者かの手によってラボが襲われ、外の世界に投げ出されてしまう。
外の世界を探索するうち、世界は事前に予測されていた通り、人類を超越した機械生命による支配下に置かれていた。
博士の遺言を守り、七人は「最果て」を目指す。そこには人類最後の希望が眠っているらしい。
執拗な追手、謎の助っ人、そして仲間の死。
それらを乗り越えて、やっと辿り着いた「最果て」に眠っていたのは、図書館だった。
紙の資料に何が隠されているのか探る子供たち。
そこに残されていた博士の論文に答えがあった。
全てのセブンスの破棄。それは彼らの特別なセブンスによる、大規模なハッキングだった。
世界が全て停止し、セブンスが不要の彼らだけが残される。
セブンスに頼らず生きる力を手に入れた彼らは、荒廃した大地で生きていく。

## 現状分析

障害者ものは、一般的にはその人の生き方を認めるスタイルが多い。
SF要素のある近未来的作品では、義手などのギミックは多く使われているし、身体の欠損は近未来的世界観では大差のない問題になっているはず。

(義手や義足について →調べる)
(人工心臓など →調べる)
(義眼など →調べる)
(障害者の定義 →調べる)

## 競合作品

■障害者を扱った作品
 ・「聲の形」(聡子。聴覚障害)
 ・「リアル」(井上雄彦のマンガ)
 ・「チルドレン」(伊坂幸太郎)
 ・「最強のふたり」(映画)……(さいきょうのふたり、原題: Intouchables)は、2011年のフランス映画。頸髄損傷で体が不自由な富豪と、その介護人となった貧困層の移民の若者との交流を、ときにコミカルに描いたドラマ
 ・「ゲゲゲの女房」
 ・「アルジャーノンに花束を」
 ・「君の手がささやいている」
 ・「街の灯」
 他多数(※似た作品、特にSF系あれば調べておく)

Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9A%9C%E5%AE%B3%E3%82%92%E6%89%B1%E3%81%A3%E3%81%9F%E4%BD%9C%E5%93%81%E3%81%AE%E4%B8%80%E8%A6%A7

■障害者を扱ったゲーム
 ・「かたわ少女」(登場人物が全員障害者の女性)
 ・「H2O」
 ・「CLANNAD」(風子)
 精神的な障害者を含めればもっと沢山あると思われるが不明

## コンセプト

通常は障害者、ないし、何か劣った人間は劣ったように描かれる。あるいは、劣っているのではなく、チート能力を付与するためのギミックとしての障害者というものを使う。

しかし本作では「欠けている方が何倍も強くなれる」というコンセプトで、障害者たちを主人公に設定し、彼らの活躍を描く。

近未来では身体障害に関してはある程度機械的なギミックを用いることで平均的な人間との差は解消できる。ただし、その精神性はそのギミックによる平準化によって解消させるとも思えず、いかに「彼らの日常」を描くかが肝となる。

作品の王道的な展開である「逆転」を多用する。
これは対称構造を用いて、うまくひっくり返すように、様々なギミックを設置する。

また作中では殆ど「まともな人間」は出てこない。何かしら「欠損」している。見た目で欠けていなくても、精神的に壊れていたりする。

ただ「主人公たちが特殊」というのでは、なかなか「共感」を得られない。
そこに「共通項」が必要となる。
それが「劣等感」であり、その発展系である「恥じらい」である。
男女、特に思春期の男女が主人公ということで、そこには何かしら恋愛的、友情的な発展が見られる。
ここを適当にせず、しっかりと描くことで、作品に共感性と深みを与える。

つまりこれは「劣等感」と「恋愛感情」「友情」の物語である。

## スケジュール

・募集期間: 2018年8月1日~2018年11月15日
・中間発表: 2019年1月
・最終結果発表: 2019年3月

9月
 26日 企画書
10月
 1日 企画ノート開始(企画書)
 2日 テーマ、情報収集
 3日 プロット着手
 13日 シナリオ着手
 19日 レイアウト着手
 22日 原稿着手(1話〜)
11月
 1日 6話〜
 15日 期限

## 備考

## レヴュー

全体:
・いわゆる「セカイ系」のオーソドクスな展開っぽい(王道でいいけれども)
・コンセプトは良いと思う。が故に、しっかりと「障害」について調べて扱うことが必要

疑問:
補足:
・もう少し「障害者」関連の調査が必要
・スケジュール調整

提案:
備考:
・分量として「全体で12話」「1話あたり10k以上(25枚程度)」
・1話あたり2日宛てる(全部で24日)

## 更新ログ

10/02 ノート用の体裁修正(改行等)

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