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凪司工房の本棚

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凪司工房が発表した作品をまとめておく本棚となっています。こちらから各サイトに掲載されている作品にリンクされています。
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#ステキブンゲイ

小説「少女は平凡を愛する」

【あらすじ】 平凡を愛し、平凡に見られることに徹している高校生の野田美波。そんな彼女がある日再会したのは小学校時代に天才少女と呼ばれたある同い年の少女だった。彼女の出現で美波の平凡は大きく揺らいでいく。 これは平穏無事な日々を願う少女に訪れたある試練と、彼女が何故平凡を愛するようになったのかについての青春物語だ。 【備考】 ・本作はエブリスタの超・妄想コンテスト「告白」応募作です。 ・コンテスト期間終了後に非公開になる場合があります。 【データ】 文字数:8000字 バー

小説「月の声が見えなくて」

【あらすじ】 冴木吾朗の妻・瑠那は目が見えないハープ奏者だ。彼女は最近よく「月が聞こえる」と言うが、吾朗にはそれが理解できない。演奏会が近づき、徐々に二人は険悪となり、遂には家に戻ってこなくなった。 これはある夫婦の、お互いを理解しようとする気持ちのすれ違いと愛を描いたヒューマンドラマ。 【備考】 ・本作はエブリスタ超・妄想コンテスト「静けさの中で」応募作です。 ・コンテスト期間終了後に非公開になる場合があります。 【データ】 文字数:8000字 バージョン:v1.1.0

小説「おむすびは解ける」

【あらすじ】 元刑事の久慈はペンションをやりながら食堂も出していた。朝の散歩から戻るその家の前に女性が倒れている。医者を呼んだが、事件ではなく過労と空腹だと言われた。久慈は彼女が目覚めるのを待ちながら料理を作る。その脇には細かな字のレシピ本があった。 これは食事と料理を巡る悲しい事件と、それに関わった人間のその後、それから立ち直っていく様を描き出すヒューマンドラマである。 【備考】 ・本作は執筆応援キャンペーン「おいしい時間」応募作です。 ・コンテスト期間終了後に非公開にな

小説「私とわたしとワタシの日常」

【あらすじ】 大学生の岩根今日子は他人には見えないIF(イマジナリーフレンド)と共に実家を離れ、アパートで暮らしていた。 今日子のIFは五歳の「きょう子」と十五歳の「キョウコ」だ。人付き合いの苦手な今日子だったが、誰にも見えないはずの彼女のIFと普通に接する青年・宮内翔太郎の登場により、何とかバランスを保っていた平穏に見えていた日常が崩れ始める。 これは多感な学生時代に、色々な人間関係に悩みながらも、一歩、大人へと成長していく少女の物語である。 【備考】 ・以前にこちらで公