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こんな視点も入れてみませんか?〜学級通信最終号〜


1 誰に向けて書く?

みなさんは通信を誰に届けるために書いていすか?

子どもたち。
そして、その保護者の方々。

私はこう答えます。

子どもたちにももちろん届けますが、子どもたちをともち育てる伴走者として一緒に走ってくださる保護者のことも忘れたくありません。

とりわけ、最終号の通信は保護者へ届ける最後のメッセージになることもあります。

2 子どもたちへは前日伝える

とは言っても子どもたちにも伝えたいことがあります。

例年、最終号の少しのスペースを使って全員へのメッセージを手書きで書いていました。

修了式の日に通信簿と一緒に渡していましたが、直接伝える時間があまりありません。

そこで今年は、板男さんの記事を見て、前日に渡すことにしました。
詳しくはこちらの記事をお読みください。


3 保護者へはただただ「感謝」を


保護者は長年、我が子と苦楽を共にしてきました。
我が子への愛情は言葉で形容できるものではありません。

そんな大切な宝物を1年間預けていただきました。

もちろん、すべての保護者と良好な関係を築けないこともあります。
しかし、私たち教師を支えてくださった保護者もいるはずです。
私は、その人たちは手紙を書くつもりで、最終号を書きます。

実際には次のように書きます。
参考になれば幸いです。

4 保護者の皆さんへ

1年間本当にありがとうございました。

私には2歳の娘がいます。
現在こども園へ登園している子です。

1年間親としての立場でも過ごしました。

15回。

これは登園しぶりをした回数です。
そのうちの8回はパジャマのまま子ども園へ行きました。

3回。
これは「子ども園でトラブルがあった」と聞かされた回数です。

引っ掻いてしまったり叩かれたりと言うような内容でした。

1人の子を育てる事はこんなにも思い通りにならないものなんだなぁと感じる1年間でした。

きっとこれは小学校にお子さんを通わせる保護者の皆さんも同じだと思います。

毎日、

「行ってきます」

と、元気に出ていってくれれば良いのですが、そううまくいかない日もあります。

ただでさえ時間がない朝、子どもと喧嘩をして不機嫌なまま家を飛び出していったり、


急に行きたくないと言って学校に行こうとしないこともあります。

私の娘もそんな時がありました。

「そうかそうか、そういう日もあるもんなぁ」

と言いながら、ただただ肩を抱き寄せることしか、私はできませんでした。

子どもたちが学校に来ること、それは決して当たり前のことではない。


その裏側には絶対におうちの方の支えがあるのだとこの1年間思いながら過ごしてきました。


今日子どもたちは4年生の終了していきます。

私の不手際でおうちの方にご心配やご迷惑をおかけしたこともありました。申し訳ありませんでした。

そんな中でも学校や子どもたちに変わらぬご支援をいただき、誠にありがとうございました。


保護者の方のおかげで、子どもたちはのびのびと、それからたくましく、かっこよくなることができたと思います。


5年生になってまた新しい環境で新しい学習が始まります。私も少し遠くからその様子を見守っていきたいと思います。


最後に4年生の最初に撮った写真と最後に撮った集合写真を載せておきます。
見た目では成長が見えにくいものですが、頭、体そして心は大きく大きく成長した1年になったと思います。

来年も学校を支えていく5年生としてたくさんの成長や感動を見せてくれることを期待しています。

1年間ありがとうございました。



申し遅れました。
ここまでnoteを読んでくださってありがとうございます。
とある町で小学校の先生をしている、ひろきです。

noteでは、普段から大切にしていることやふと思っていること思ったことを不定期で書き溜めていきます。

また、「まほろば」という教育サークルで学級通信についてのマガジンも書いていますので是非ご覧ください。

前のマガジンでは、わいぬさんの学級通信最終号についての記事もあります!
オススメです♪

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