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今ならまだ間に合う!年度末に一人一枚通信

風呂敷をどのようにたたむのか、最高の別れを迎えるためにそろそろ構想を練る季節ではないでしょうか。

さて、「一人一枚通信」。
その子だけの特別な、世界に一枚の通信
私は、卒業生に向けて一度だけ書いたことがあります。

そのくらい気持ちが溢れました。
そのくらい言葉を届けたい。そう思わせてくれた子たちでした。

ただ書きたいから書く。
誰かにやらされてやるものではないと思います。

ほんのちょっとの工夫をしましたので紹介します。

フォーマットを作る

フォーマットは以下のようにして、冬休みから徐々に書き始めました。

言葉で伝える

上半分は、全員同じです。
枠の中だけそれぞれへ送る言葉にしました。
ある程度、「これくらいならできる」という線引きは必要なように思います。
ちなみに、同じ学年の先生は、同じように枠を設けてその中だけ手書きで短いメッセージを入れていました。手書きも思いが伝わっていいですね。
それに、短くても思いが伝わりやすいように思います。

写真で伝える

この写真選びの方が時間がかかったかもしれません。
学校に保存されている写真とひたすらにらめっこの日々でした。
6年間の成長というのは、途方もないものです。
びっくりするくらい成長しています。
成長を実感してほしい。そこで、1年生の写真と6年生の3月の写真を並べて載せました。

1年生の先生方。たくさん写真を撮って、学校の正式なフォルダに入れておいてくださると、多かれ少なかれ6年生の先生が助かります。よろしくお願いします。

ちなみに、クラスには転入生がいました。4年生の時からの子と6年生の時からの子です。学校に残っている写真から選ぼうか悩みました。

しかし、それでは明らかに大きくなってからの写真になってしまいます。

そこで、それぞれの子に出身校、1年生の時の担任の先生の名前を聞きだし、その自治体に連絡をとって写真を送ってもらいました。
何とかなるものです。どちらの先生も快く応じてくださいました。

前日に配る!

卒業式の当日は意外とバタバタします。

私は、前日に配ることにしました。
ムービーも前日にしました。涙涙で帰り、翌日への気持ちを高めます。

すると、当日。保護者の方々から非常に多くの反響をもらいました。
・冷蔵庫に貼ってます
・ラミネートしました
・泣きました
・ファイルに入れて壁に貼りました

完全にライスワークではなくライフワーク。
採算度外視。でも、そういうものでもないでしょう。

今記事を書くために少し見返しても泣けてきます。
それくらい、書いた側の心にも残るものです。

素敵な年度末を!


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