ひととひととが繋がる書店をつくりたい 〜大学生書店員 奮闘日記〜【その1】
もう我慢の限界だ。
いや、ずっと前から耐えてたのかもしれない。
でも今、ことばにしてしまったからか、言葉が脳にこびりついて離れない。
「書店をつくりたい」まず私について説明すると、京都のある大学に通い、今年の春から五回生になった人間である(「なってしまった」の方が正しいのかもしれない)。
アルバイトで祇園のブックカフェで働いている。時々「読書会」と称される、スタッフとお客さまで本の紹介をしあい交流を深めるイベントを開催している、いわゆるイベントスペース、コミュニティースペ