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Freude!仕事に繋がらない語学の楽しさ

「サントリー1万人の第九」合唱団に参加することになりました!

サントリー1万人の第九とは:
年末に全国各地の一般人1万人が、大阪城ホールに集いベートーヴェンの第九を合唱するイベントです。
総監督・指揮者は世界的に有名な佐渡裕さん。
今年の開催は12月3日で、参加者は計12回(初心者の場合)のレッスンを受け本番に望みます。

佐渡裕総監督のレッスンも最後のほうにあるんですよ!
ゲストも毎年めちゃくちゃ豪華で、今年は誰が来るのか楽しみです。

いきなりですが、私はドイツ語学習者です。
英語よりずっと得意だし、英語の100倍好き。

よく「ドイツ語使う仕事を探さないの?」と聞かれるんですが。
あるんですかね…?

ドイツ人は英語話せる人が多いから、ビジネスの世界では英語で事足ります。

翻訳はちょっとだけやってました。
が、英語に比べて辞書が充実しておらず、一旦は英語で調べて理解するみたいなワンクッションの手間が無理でした(泣)

だから、ドイツ語をものっすごく愛しているけれど、それを仕事にしたいと思っていません。

ただゆるゆると、毎日ラジオドイツ語講座を聞き、暇があればドイツ映画を字幕なしで観て、ドイツ語の原書を読んで…それだけで幸せなのです。

話を戻して、「1万人の第九」はドイツ語で歌います。
レッスンではドイツ語の発音から指導を受けるとか!!!

嬉しすぎて震えています。マジで。

実は、抽選結果(参加者は抽選で選ばれます)が発表される前にはすでに、フライングで歌詞を覚えた私。

ドイツ語学習歴がそれなりにあるものの、シラーの詞を真面目に読んだのは初めてかも知れません。

Alle Menschen werden Brüder, wo dein sanfter Flügel weilt.
すべての人々は兄弟となる。(歓びという)優しい翼がとどまる場所で。

ベートーヴェン 交響曲第9番 『歓喜に寄す』より

ーーここ、めちゃくちゃよくないですか?!
乾いた心に沁みません?!

いいですよね、こういうの。

ずっと、「学習」というと職業に結びつけることが多かったです。
が、純粋に趣味として楽しめる学びはとても心が満たされます。

レッスンが月末から始まります。
楽しみでなりません!

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