人生の幸せとは ~お金編 Vol.2~「お金の本質」
前回の記事はこちら↓
「お金の本質」
さて、引き続き「お金病」について話していきたいと思います。
私もお金については常々考えてきました。
お金はすごく大事なものです。
でも・・・・。
「何を差し置いても」というほどのものでもないと結論付けました。
お金で、ほとんどのものは買えるけど、お金で買えないものもあるよ…と。
私は自分が幸せになる為に、一番大事にしているのは
「自分のやりたい事をやる」です。
-
私はやりたい事を決めるうえでの判断基準があります。
以下の順番です。
①自分の好きな事をやる
②自分の得意なことをやる
②-① 両方が同時にできたら最高!
②-② 好きな事が漠然としていて分からない場合は、得意なことをやる。
そして、やりたい事が決まったらその中で、お金は優先順位でいうと何番目だろうかという事を常に問うようにしています。
-
「囲碁棋士になるのが夢の田舎少年」で例をあげましょう。
①少年は囲碁が好きである、だから囲碁を始めたい
②少年は囲碁好きが高じて、囲碁棋士になりたいと考える。
③少年が田舎の碁会所や、教室で囲碁を習いたいと考える ←ここで少しお金が必要
④少年の才能が親などを中心とした、応援者から認められる
⑤上京して弟子入りしたり、プロ試験を受ける ←ここでまとまったお金が必要
というように、お金は③で少し。⑤でやっと本格的に必要になります。
①と②は本人のやりたい事なので、お金はほとんど関係ありません。
やりたい事を先に決めて、ある程度になるとまとまったお金が必要になるのです。
声を大にして言います。
「お金が一番」ではありません。
お金がないから、やりたい事ができないというのは実際に起こり得る事ですが、それは順番として後の話なのです。
やりたい事があるからお金が必要になる場面は多いでしょう。(お金が必要ない場合ももちろんあります。)
しかし、やりたい事がないのに、お金を持ってても幸福度はそんなに高くなるとは思えません。お金がないよりは良い事のほうが多いでしょう。
でも、必ずではないということは付け加えておきます。
-
【一億円もらったら、実際に何をする?】
と、問われたら一番多いのが「将来への不安から貯金」でしょうか。
あとは「マイホームを買う」などでしょうか。
私からしてみるとそれはやりたい事(?)という感じになります。
この順番を考えていただけるだけで「お金さえあれば幸せになれるのに」というのは全てではなく、条件付きということが分かります。
このような結果から、やりたい事もよく分からず、漠然としているのにお金さえあれば幸せになれると思うのは『お金病の重症患者』だと思っています。
じゃあ、お金を持ってからやりたい事を見つければいいじゃないかという声も聞こえてくるかもですね。
ここで声を大にして返したいです。
「やりたい事を決めてからのほうが効率は良いですよ。」
もしかしたら、やりたい事にまとまったお金が必要ないかもしれませんから。
-
「家族が喜ぶような事をしてあげたい」
・仕事を頑張って早く切り上げて、その空いた時間で家族孝行をすればいいですよ。
・ケーキ好きな家族であれば、小さいお土産を買って帰ればいいですよ。
「友達が落ち込んでるから励ましてあげたい」
・一生懸命に相談に乗って、話をとことん聞いてあげればいいですよ。
・友達の気分が晴れるような情報収集をしてあげたらいいですよ。
「マイホームが欲しい」
極端な話をすると、マイホームをゲットするのにお金がいらない事例もあるかもしれません。
・強烈な信頼関係を積み重ねたら家をあげるよと言ってくれる人が現れた。(ちょっと怪しい関係?)
・田舎のマイホームなら無料同然もある?
・親の遺産相続
要するにお金というのはやりたい事を実現する為の「手段」であって、やりたい事の「本体や本質」ではないと思うのです。
これをどれくらいの重さで受け止めるか。ここで人それぞれの「お金の価値観」が決まると思います。
私は「手段を本質と勘違い」すると、効率の悪い考え方になるような気がしています。
お金に振り回されるのは本末転倒と言いますか・・・。
-
まぁ、これはあくまで私の価値観なので、この考え方は参考になったなぁと思っていただいた方だけ取り入れていただければ幸いです。
幸せというのは人それぞれの価値観で決めるもので、他人には正解なんて分かりませんから。
あ・・・。
高田さん、今回も出番が少なくてごめんなさい(笑)
いいなと思ったら応援しよう!
![永代囲碁塾](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/2683264/profile_5004a68f1c695cb5159f7f503ce3fd54.jpg?width=600&crop=1:1,smart)