「キュビスム展」に行ってきた
国立西洋美術館「パリ ポンピドゥーセンター キュビスム展ー美の革命」
へと行ってきた。
ブラック、ピカソの絵は、同じような絵が並んでいるように見えた。
シャガールの絵は幻想的な美しい絵というイメージがあったのだが、
牧歌的というより、むしろ怪異的な幻想性という物に感じた。
そして思っていたよりもユダヤ人色が強かった。
近代芸術は抽象的すぎてよく分からない。
色の配色のみを見て、美しいか美しくないか感じている。
暗いイメージか、明るいイメージか第六感で感じることにしている。
それが芸術本来の姿と言えば姿かもしれない。
常設展も観る。
私はカトリック教徒ではあるが余り聖人には興味はない。
最初の宗教画は軽く流して見る。
人物画も全く興味がないので通り過ぎる。
服とか装飾とかを見ると面白いらしいのだが、
あいにく私は無頓着である。
むしろ20代の時から服のセンスが悪いと言われていた。
最近は、普段は作業着、フォーマルは和服と決めている。
風景画は好きなのでゆっくりと観る。
風景の中に自分が居ることを想像すると楽しくなってくる。
宿屋の前の風景などは自分が中世の旅人の気分になる。
クールベ「波」だけは、「波だ」で終わってしまう。
常設展は、たまに何ケ月も休むことがある。
今回は展示ルートが少し変わっていた。
中に入ると方向感覚が狂い、何回行っても建物の構造が分からない。
無限城のような美術館である。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?