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市長就任から125週。関ヶ原と熊本。

みなさまこんばんは。日置市長の永山です。

就任から125週が経過しました。

今週は2箇所の出張がありましたので、そのご報告です。


1.関ケ原町との兄弟都市60周年

日置市は岐阜県の関ケ原町と兄弟都市盟約を結んでいます。旧伊集院町と関ケ原町は関ヶ原合戦での島津義弘公の敵中突破の遺徳を偲び、主に青少年教育における相互連携事業を長年続けてきました。

10月14日には、関ケ原町で周年記念式典が開催され、私も参加してきました。当日は同じく関ケ原町と「ゆかりのまち」となっている岡崎市の皆様も一緒になって、連携の継続を祝うと同時に今後の更なる協力関係を確認してまいりました。

記念品目録を関ケ原町の西脇町長にお渡ししてまいりました。
日置市からは薩摩日置鉄砲隊も参加。式典に華を添えました

関ケ原町は、「天下分け目の地」として、年間を通して多くの観光客が訪れる観光先進地域です。今回は、島津ゆかりの土地をめぐる合間に、最新の観光関連事業を視察してきました。

特に、昨年から始められた「関ヶ原の戦い プロジェクションマッピング」は圧巻でした。

日置市でも、成人式でのオープニング演出などでプロジェクションマッピングを取り入れていますが、今後は観光関連分野でもこういった演出の可能性を検討したいなと感じた次第です。

また、今週末(10月21日・22日)には、日置市で鹿児島三大行事の一つ、妙円寺詣りが開催されます。今年は関ケ原町からも町長様をはじめ、多くの皆様にお越しいただきます。

さらに、今年の妙円寺詣りでは、兄弟都市盟約60周年を記念した特別企画も開催します。関ケ原町観光協会様と連携し、日置市内に5ヶ所、岐阜県関ケ原町に1ヶ所フォトラリースポットを設置しました。すべてのスタンプを集めた方には「島津の退き口賞」として豪華景品もご用意しています。


2.熊本市にて九州市長会

10月18日・19日の2日間、熊本市で九州市長会が開催されました。毎年2回開催される九州市長会は、九州の119市が集まり、九州全体で共通する課題について議論し、国に対する要望事項を取りまとめたり、テーマ別に市長同士のディスカッションの場を持ったりする重要な場です。

熊本城ホールにて、総会に出席

今回は18日の総会で要望事項(主に、災害対応力強化、学校教育の充実、農林水産業の振興など)のとりまとめを行ったうえで、19日の意見交換会ではテーマに分かれてのディスカッションを行いました。

私は意見交換会では「頻発する自然災害への備えについて」というテーマに参加し、令和2年に大規模災害に襲われた人吉市の松岡市長からの話題提供を受けたのち、各市長さんとお話をさせていただきました。

防災については事前の備えが重要であるという点、防災にあたっては自治会・町内会などの地縁組織の協力が大切であるという点をお話ししながら、全国的に自治会・町内会の加入率が下がりつつある点が、防災の観点からもリスクであるという認識で一致したところです。

有事を見据えた、平時の備えについて、自治会の活性化も含め、今後も他市の事例を学びながら取り組んでまいります。

3.出張時のあれこれ

今週は、土曜・日曜(関ケ原町)、水曜・木曜(熊本市)と、出張が続く日程でした。来月も、国土交通省への要望活動や、関東吹上会への参加など、出張の日程が組まれています。

昨年から取り組んでいるデジタル化により、市長室にいなくても様々な案件の進行を確認したり、指示が出せるようになりました。もちろん業務効率という観点ではオフィスにいる方が合理的ですが、やむを得ず出張中の対応が必要な場合は、オンライン会議も含めて出先からも出席するようにしています。

また、移動の時間は貴重な情報収集と原稿執筆の時間にもなります。書籍に目を通したり、レポートに目を通したり、毎週金曜日に公開しているこのnoteの原稿も、その多くは移動中に下書きを書いたりしています。

新型コロナウイルスが5類に移行したこともあり、今後も出張の機会は多くなりそうですが、できるだけ時間を有効に使い、しっかりと業務を進めてまいりたいと考えています。

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永山レポートは、2021年5月29日の日置市長就任後、永山が毎週の動きや感じたことを広く皆様にお知らせするものです。

毎週金曜日の夕方に更新しておりますので、よろしければ今後もお付き合いいただけますと幸いです。

永山由高

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