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市長就任から159週。6月議会一般質問。

みなさまこんばんは。日置市長の永山です。

就任から159週が経過しました。

6月6日(木)に日置市議会定例会 6月議会が開会し、今週6月13日(木)14日(金)は、一般質問が行われました。


1.議会対応も常に真剣勝負

市長就任後、4年目に入りましたので、6月議会も4回目となります。就任直後に経験した3年前の初めての議会から、変わらず毎回の議会では常に緊張感をもって臨んでいます。

今回の一般質問では、19名中、10名の議員の皆様の質問にお答えしました。

以前も書きましたが、議会は民間企業における株主総会、一般質問は四半期決算対応、に近い感覚で対応しています。

民間企業の経営者から市長になった私にとって、議会でのやりとりは全くの未経験からのスタートでした。昨年の6月議会から年度を一巡し、この間多くの議員の皆様と議場でやり取りする中で、一般質問を含む議会での議論の重要性を痛感しています。
例えば企業には株主総会という株主への説明と対話の場が設定されています。また上場企業になれば四半期ごとに経営状況等の資料を公開しています。これらによってステイクホルダー(利害関係者)への説明責任を果たすとともに、企業の将来に対して期待されている方々にメッセージを発することになります。
行政としては、本来であれば市民の皆様お一人お一人と対話したいところですが、時間・場所などの制約があり、選挙で選ばれた議員の皆さんのご質問にお答えすることを通して市民の皆様への説明の場とし、また中長期的な方向性についてお示しすることができます。

2022年6月17日公開のnoteより

一般質問で各分野のご質問をいただくことは本当にありがたいことです。以前のnoteでこちらも記載しています。

各市議の皆さんからの現場での対話を踏まえてのご質問は非常にありがたいということです。私は市役所という行政機構の責任者であり、市役所各部局の部課長および職員の皆さんを経由して様々な情報に触れる機会が多いです。

一方で、市議の皆さんは直接現場に入り、現場からの問題意識を軸に質問の形で練り上げていただくわけですから、私を含め市役所職員が気づいていない問題に気付くことも多々あります。私にとっても学びになると同時に、一般質問によってこれまで見えていなかった課題が浮き彫りになり、そこから政策が動き出していくこともあります。

多くの業務にあたっている現場の職員からすると通常業務に加えて質問対応に時間を割かれることになるのですが、この年4回の議会における一般質問は市役所の課題を棚卸し、新たな議論を始める出発点にもなりえる重要な機会です。

永山由高note 『市長就任から27週。12月議会一般質問。』


2.今回の一般質問における主要論点

今回は、主に下記のようなテーマで対話をさせていただきました。

●エネルギー政策/小中学校の健康診断/種子法など【山口初美議員】
●空き家対策/住宅等耐震化対策【長倉浩二議員】
●旧吹上キャンプ村跡地活用など【漆島政人議員】
●障がい者計画・障がい福祉計画・障がい児計画【佐多申至議員】
●子育てしやすい環境整備【中村清栄議員】
●自治会運営/外国人との共生など【坂口洋之議員】
●手話言語・情報コミュニケーション条例など【黒田澄子議員】
●人口減少抑制対策について【冨迫克彦議員】
●消防団への優遇と装備についてなど【留盛浩一郎議員】
●公共施設・観光地の看板等について【是枝みゆき議員】

このような多岐にわたるテーマで、議員各位より貴重な問題提起、ご提案をいただきました。

ご指摘いただいた点は、今後に向けてしっかり活かしてまいります。

なお、一般質問は後日、アーカイブをオンラインで確認可能です。
よろしければ、是非、ご覧ください。

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永山レポートは、2021年5月29日の日置市長就任後、永山が毎週の動きや感じたことを広く皆様にお知らせするものです。

毎週金曜日の夕方に更新しておりますので、よろしければ今後もお付き合いいただけますと幸いです。

永山由高


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