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市長就任から116週。公共施設の未来を考える。

みなさまこんばんは。日置市長の永山です。

就任から116週が経過しました。

世の中はお盆の時期。私も今年は多くの夏祭りにお伺いし、4年ぶりの開催を各地でお祝いするとともに、ステージや灯篭を楽しみました。

さて、今週は公共施設の未来について。


1.公共施設の整備に関する事業提案を募集

日置市では、8月1日から10月31日まで、公共施設等の有効活用を目的として、伊集院地域・吹上地域の公共施設が集約されているエリアについてのサウンディング調査(民間事業者からの意見募集)を実施しています。

サウンディング調査とは…地方自治体が公共施設等の有効活用や転用の構想を描くにあたり、そのアイデアや意見を広く民間事業者に求めるため直接対話し、そのポテンシャルを最大限に生かしていくための条件を整備していくことです。

人口減少が進む中で、公共施設老朽化に加え、地域の資産価値向上、関係人口の創出、脱炭素化の推進など、日置市はさまざまな地域課題を抱えています。

今回は、公共施設が集約されているエリアをサウンディング調査の対象としています。このエリアの施設をそれぞれ単体で考えるのではなく、エリア全体の方向性を検討して有効活用することで、周辺一帯に整備効果を波及させることを目指し、行政だけでは成しえない民間事業者のノウハウを活かした事業提案等をいただきたいと考えています。

対象となるエリアは下記です。

伊集院エリア(伊集院総合体育館・伊集院文化会館)
吹上エリア
(サッカー場・旧キャンプ村・健康交流館ゆーぷる吹上・国民宿舎吹上砂丘荘・吹上浜公園)

日置市では、すべての公共施設を対象とする全方位でのサウンディング調査を実施中ですが、今回はこの2エリアを対象とした調査を改めて実施することとしました。

これら施設については、市として今後の方向性を議論している段階であり、現時点では今後の活用方針は確定していません。民間事業者の皆様からのご提案等も参考にしながら、現在各施設に関わっておられる方々のご意見も伺いながら、今後のエリア戦略をしっかりと描いてまいりたいと考えています。

2.複合施設化の可能性

公共施設の整備にあたっては、大きな投資が伴います。例えば、伊集院地域で議論の対象となっている総合体育館と文化会館の両施設を現在の規模で新規に建て替えるとなると、総額で39億円の投資が必要となります。

また、両施設の運営経費を試算すると、建設後40年で総額14億円が必要になることから、両施設を同じ規模で建て替えることは、将来にわたって多額の負担を強いることにつながります。

公共施設の有する機能を維持したままで、施設の全体面積を圧縮するための考え方の一つに、施設の複合化があります。体育施設としても活用でき、文化施設としても活用できるような多目的空間の検討も、複合化の一つの案となります。

3.エリア全体で価値を高める

吹上地域においては、吹上浜金峰山県立自然公園の中に、スポーツ施設、宿泊施設、温浴施設などが配置されていることに加え、日置市が脱炭素化を先行して推進している地域でもあることから、エリア全体での価値向上に向けた方向性を検討する必要があると感じています。

例えば、多彩な暮らしと持続可能な社会が両立されるような新規事業の可能性や、豊富な自然資源とスポーツ環境を生かしたグランピングなどの新業態を模索したり、このエリアならではの活用の可能性を、今回のサウンディング調査を通じて検討していきたいと考えています。

最適な公共施設の在り方の議論については、今後、市民の皆様と対話する場も作りながら進めてまいりたいと考えております。まずは多くの皆様から、本件についてのご意見やお考えをお聞きしてまいりたいと考えておりますので、ご協力をよろしくお願い申し上げます。

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永山レポートは、2021年5月29日の日置市長就任後、永山が毎週の動きや感じたことを広く皆様にお知らせするものです。

毎週金曜日の夕方に更新しておりますので、よろしければ今後もお付き合いいただけますと幸いです。

永山由高


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