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市長就任から52週。ちょうど1年が過ぎました。

みなさまこんばんは。日置市長の永山です。

就任から52週が経過しました。2021年5月29日の就任から明後日で丸1年が経過することになります。

1.就任1年の現在考えていること

昨年5月の就任から、議会対応、予算編成、人事異動、各種行事への参加、関係機関との意見交換や連携など1年通して初めてのことを経験し、今ようやく市長という仕事の全体像が把握できたように感じています。

この間、隙間時間に様々なテーマでの情報収集を行い、同時に市内外の多くの方々との意見交換を重ねながら、マニフェストの実現と、重点テーマでの事業推進にあたってきました。

なお、就任時に宣言した「日置市内4地域に住みます」宣言については、現在2箇所目の吹上地域での暮らしが9ヶ月を経過し、今は3箇所目の物件を日吉地域にて探しています。コロナ禍で市民の皆様との対面の機会が限られる中ではありますが、自分自身が一年ずつ各地域に住むことで、少しでも地域の暮らしのリアルを把握し、市政に生かしてまいります。

市長職について、地方自治法(147条)においては「普通地方公共団体の長は、当該普通地方公共団体を統轄し、これを代表する。」という定義になっております。

私自身の実感としては、①市民約47,000人の代表者として意見や考えを表明する役割と、➁職員約470人の市役所組織のトップとして市役所/教育委員会/消防の人事・予算を管理し施策を執行する役割の2つがあるという感覚を持っています。

①市全体の代表者としての役割を果たすためには、市民の皆様がいま何を大切にしていて、何に困っているかを把握する必要があります。また、様々な角度から世界と全国の情報を収集し、まちの未来像を描きつづける必要があります。

➁市役所組織の責任者としての役割を果たすためには、職員一人ひとりの働きやすさを追求しつつ、規律を守り、目指すべき方向性をしっかり示し、組織全体の機能を最大限に発揮する必要があります。

1年目は主に➁市役所組織の責任者の役割を果たすために、庁舎内での対話の時間を多くとり、まずは市長という仕事を把握する段階を過ごしたように思います。

2年目にはいり、①市全体の代表者としての役割をより強く意識し、もっと多くの多様な方々との対話の時間をとっていいきたいと考えています。

2.2年目に入る節目の象徴的な場づくり

2年目の今年は、新型コロナウイルスの感染拡大防止と平行して、社会経済活動の本格稼働に向けて動く一年になりそうです。

今週5月26日は、日置市の各種運動施設・宿泊施設の利用を促進するために全国に向けて提案活動を行っている日置市施設利用促進協会にお声掛けいただき、会員・関係者向けの勉強会の講師をさせていただきました。

演題は「日置市のスポーツ観光」ということで、昨今のスポーツツーリズムの市場の変遷などをおさらいし、日置市のスポーツ観光の現状と課題を整理したうえで、ご来場の皆様との対話とディスカッションの時間をたっぷりとらせていただきました。

コロナ禍でなかなか開催できなかった対面の対話の場がようやく!

今回は、観光協会や施設利用促進協会などの地域団体、市議会議員、民間の宿泊事業者さんやお弁当業者さん、県サッカー協会さんなどの施設利用者、それに行政関係者という、まさに分野と立場を超えた場で対話と未来志向の意見交換の機会が生まれました。

日置市においては、コロナ禍における観光需要喚起策として「ひおき時間を楽しもうキャンペーン」を実施中です。

国からの新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用してこのような大規模な財政支出を伴う施策を展開できる時間は限られています。

コロナ後を見据えて、観光関連業種の皆様との垣根を越えた意見交換の場を今年度は複数回作っていきたいと考えています。

同時に、観光に限らず様々なジャンルで多様な人たちが集う対話の場を作ってまいります。

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永山レポートは、2021年5月29日の日置市長就任後、永山が毎週の動きや感じたことを広く皆様にお知らせするものです。

毎週金曜日の夕方に更新しておりますので、よろしければ今後もお付き合いいただけますと幸いです。

永山由高

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