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市長就任から107週。ウミガメの砂浜を歩きながら。

みなさまこんばんは。日置市長の永山です。

就任から107週が経過しました。

今週は脱炭素社会の構築に向けた動きをご紹介します。

1.脱炭素先行地域 認証式に参加しました。

6月7日(水)の午後、東京 有楽町にて脱炭素先行地域の認証式が行われ、西村環境大臣から脱炭素先行地域としての認定証が交付されました。

脱炭素先行地域の位置づけについては、以前のnoteでも紹介しましたが、今回の第3次募集において同期認証となった16の自治体の皆さんとも意見交換できて、有意義な時間となりました。

私からは、受賞者挨拶として、スピーチで下記のメッセージをお伝えしました。

鹿児島県日置市長の永山です。
鹿児島県は日本で最も多くウミガメの上陸する県です。そして我が日置市にも、毎年ウミガメが産卵のために上陸します。日本三大砂丘にも数えられる白砂青松の吹上浜では、ちょうどこの季節、市民有志の皆様がウミガメパトロールにご協力くださっています。

脱炭素社会の構築は、人間のためであると同時に、この地球に住むすべての生き物のためでもあります。

日置市の吹上浜で生まれたウミガメが、この海岸に戻ってくるのは30年後です。今年生まれたウミガメたちが、日置市に帰ってくる30年後までに、しっかりと持続可能な環境を作ることは、この時代を生きる人間としての責任だと考えています。

同期認証の16自治体の皆さん、力を合わせて、ともに頑張ってまいりましょう。ありがとうございました。

2.ウミガメ保存会のパトロールに参加しました。

脱炭素地域認証式のスピーチでも紹介した通り、日置市では吹上浜に面する各地域にそれぞれウミガメ保存のグループが存在し、毎年5月から8月にかけてウミガメパトロールを実施しています。

6月11日(日)の夜には、私も日吉地域の皆さんのウミガメパトロールに同席させていただきました。

集合時間は20時。この日は商工会 日吉支所前に集まり、それぞれパトロールを行うルートを確認し、懐中電灯を受け取ります。

そこから各分担のパトロール地点に車で向かい、2名1組となって海沿いを歩きます。ウミガメの足跡を注視しながら、ゆっくりと海岸線を1時間ほど歩きました。残念ながらこの日はウミガメを見ることはできませんでしたが、足跡は1つ、見つけることができました(足跡は上陸数として記録に残ります)。

吹上浜ではこのようなパトロールを、5月からの約3か月間、各機関で役割分担しながら毎日続けていただいています。関係各位のご尽力に改めて感謝申し上げます。

3.DXに並ぶ、もう一つのトランスフォーメーション

市においては、デジタル・トランスフォーメーション(DX)を推進中ですが、同時に脱炭素=グリーン・トランスフォーメーション(GX)についても、全庁連携の本部を設置して取り組んでいます。

先日6月5日(月)には、私が本部長を務める日置市脱炭素推進本部会議の令和5年度 第1回会議を開催し、今年から脱炭素に向けた取り組みについて、市民・企業の皆さんを巻き込みながら広域で取り組んでいく事業に加え、市役所組織の脱炭素化についても本格的に実施していく方針を確認しました。

こちらは昨年度の本部会議の時の写真です。

今後は、各部・各課ごとに目標をそれぞれ定めて取り組んで参ります。基本的には、エネルギー、燃料、資源(紙・ゴミ)の利用・排出にあたって、個人レベル・部署レベルでの取り組みを積み上げていくことになります。

私も、定期的に公共交通機関を利用したり、可能な限りマイボトルを持参するなど、少しずつ暮らしの中で環境を意識するようにしていますが、環境を意識した暮らしには「ひと手間」が必要です。この「ひと手間」を楽しめるような気持ちの余裕を持ち続けることもまた大切だなと感じる次第です。

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永山レポートは、2021年5月29日の日置市長就任後、永山が毎週の動きや感じたことを広く皆様にお知らせするものです。

毎週金曜日の夕方に更新しておりますので、よろしければ今後もお付き合いいただけますと幸いです。

永山由高

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