見出し画像

市長就任から101週。日置わくわくデジタル革新宣言。

みなさまこんにちは。日置市長の永山です。
就任から101週が経過しました。

今週はDX(デジタル・トランスフォーメーション)について。

1.「日置わくわくデジタル革新宣言」を発表

日置市では、人口減少や少子高齢化などの社会課題に対処するため、デジタル技術を取り入れた持続可能なまちづくりを推進することを宣言しました。具体的には、市民サービス・関係人口創出・行政運営の3つの柱で取り組みます。市民一人ひとりが変化をたのしみ、誰もが利用しやすく、人にやさしい「市民ファースト」のまちづくりを目指します。

日置市わくわくデジタル革新宣言(HP)

最初は「日置市DX宣言」となっていたものを、「もう少しわくわくするものにしませんか?」とお伝えしたところ、文字通り「わくわく」が宣言タイトルに入りました。笑

DX(デジタル・トランスフォーメーション)の目的は、行政の業務効率化だけでなく、市民サービスの向上と、これまで繋がりにくかった市外の方々との関係構築(関係人口創出)にあります。

また、DXという言葉からイメージされるのは主にD=デジタル化ですが、DXの本質はむしろX=トランスフォーメーション=革新にこそあるということも、しっかり内外にお伝えしていく必要があると感じています。

2.デジタル田園都市国家構想交付金 交付決定!!

現在、国は「デジタル田園都市国家構想交付金」という制度を通して、デジタル実装の取組を支援しています。

日置市でもこの制度を活用した市民サービスのデジタル化を目指し、昨年度末に交付金に応募していました。

そしてこのたび、「デジタル実装タイプ(タイプ1)」として、デジタル窓口支援システム事業が採択されました。これにより、国の支援を受けて、スマートフォン等のモバイル端末を活用した「書かない窓口」のシステムを導入するにあたり、財政支援(2分の1の交付金)をいただけることになりました。

自治体DX総括担当参事の上園さんと、情報政策係の大庭さん。
お二人が頑張ってくださっています。

市役所の各種手続きにおいては、申請書類の記載に時間を要することがあり、それに伴い窓口が混雑することがあります。このため、市民の皆様が窓口に滞在する時間を短縮し、繁忙期を含めた窓口の混雑緩和を実現するために、オンライン事前申請の仕組みを導入する予定です。

また、マイナンバーカードを持っておられる方に対しては、カードのICチップの情報を読み取り、申請書作成が容易に行える環境を合わせて整備する計画です。(これにより、マイナンバーカードの利便性がさらに向上します。)

まずは「書かない窓口」の整備に向けて取り組みを進めていますが、最終的な目標は「市役所まで行かずとも様々な行政サービスにアクセスできる未来(行政手続きのオンライン化)」です。今後も一歩ずつ、DXを進めてまいります。

3.市がこれまで撮りためてきた写真の一部をフリー素材として公開

DXの中でもX(トランスフォーメーション=革新)を意識した動きとして、最近の取り組みを1つ紹介させていただきます。

市役所では、市の広報誌やSNSでの発信用に、毎年かなりの数の写真を撮影しています。その中の一部を、フリー素材として自由にお使いいただけるようにしました。

例えば、尾木場の星空

日置市フリー素材 「四季」より

江口漁港に沈む夕日

日置市フリー素材 「名所」より

妙円寺詣り

日置市フリー素材 「イベント」より

伊集院駅

日置市フリー素材 「まち」より

第1弾は4月に公開いたしました。
今後、利用状況なども勘案しながら、フリー素材もどんどん増やしていければと思っております。

様々な行政サービスを、デジタルの力を借りながら少しずつ革新していく取り組み。今後も一歩ずつ進めてまいります。

ーーーーーーーーー

永山レポートは、2021年5月29日の日置市長就任後、永山が毎週の動きや感じたことを広く皆様にお知らせするものです。

毎週金曜日の夕方に更新しておりますので、よろしければ今後もお付き合いいただけますと幸いです。

永山由高


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?