市長就任から99週。新たなビジネス拠点が日吉町に完成
みなさまこんばんは。日置市長の永山です。
就任から99週が経過しました。
今週は日吉町に完成した新しいビジネス拠点をご紹介します。
1.旧日吉小学校がコワーキングスペースに
日置市日吉町には、令和3年4月に日吉学園という小中一貫の義務教育学校が誕生しました。
かつて小学校だった建物のうち、住吉小学校跡、日新小学校跡、吉利小学校跡、扇尾小学校跡はそのまま地区公民館として利用されていますが、日吉小学校の跡地がこの4月にコワーキングスペースとして生まれ変わりました。
体育館は小正嘉之助蒸留所株式会社さんのウイスキー貯蔵庫に。校舎はLR株式会社さんが運営するワークスペースに生まれ変わり、私も先日現場に伺いました。
これまでこどもたちの声が響いていた校舎は、今では素敵なオフィス空間や、地域の皆さんが語り合ったりゆっくり過ごすことのできる空間になりました。6月にはカフェスペースもオープンする予定とのことです。
日置市には多様な職種が現時点で既に存在し、各職種で多くの会社が求人を出しておられます。一方で、「日置市には仕事がない」とも言われます。このギャップの背景には、現時点で市内に存在している求人と、若者たちに人気の職種とのすれ違いの構造があります。(この問題意識については、市長就任前にnoteを書いています↓)
今後、日置市に営業拠点やエンジニアの業務スペースなどを誘致するにあたり、ワークスペースの整備は大切なステップになります。
2.地域の皆さんとの共創の舞台へ
この度の旧日吉小学校のリニューアルは、地域の皆さん、特に日吉小学校の卒業生にとっても前向きな話題として受け止めていただいているようです。
先日4月8日(日)には、日吉学園の子どもたちがワークショップの会場として使っていました。子どもたちの中には、かつて旧日吉小学校に通っていた方も。生まれ変わった教室で嬉しそうに作業していました。
これからは地域の各団体の皆さんの作品を展示したり、制作過程を体験するワークショップなどが開催できれば、地域で新たな価値が生まれる舞台になりそうで、私自身も大変わくわくしています。
3.廃校活用のモデルケースとして
今回の日吉小学校→ 日日novaへのリニューアルにあたっては、建物所有者である小正醸造株式会社さんと、運営会社となったLR株式会社さん、2社が緊密に連携して素晴らしい環境を整備していただきました。
公共施設の利活用にあたっては、地域の企業・団体の皆様の知恵やネットワークをフル活用することが大切です。
まずは今回の新たなプロジェクトのスタートをしっかり応援するとともに、今回の取り組みで得られた知見を今後の市内での廃校活用にもしっかりと活かしてまいりたいと考えています。
日日novaについての詳しい情報はこちらをご覧ください↓
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永山レポートは、2021年5月29日の日置市長就任後、永山が毎週の動きや感じたことを広く皆様にお知らせするものです。
毎週金曜日の夕方に更新しておりますので、よろしければ今後もお付き合いいただけますと幸いです。
永山由高