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市長就任から98週。図書館利用のすすめ

みなさまこんばんは。日置市長の永山です。
就任から98週が経過しました。

令和5年度も本格的にスタートし、慌ただしい毎日を過ごしています。

今週は私自身もかなり重宝している日置市立図書館について。

1.レファレンス機能にお世話になっています

図書館にはレファレンスサービスという機能があります。日本語に訳すと「情報提供」のような意味合いの言葉です。この機能は、図書館の司書さんに「〇〇について調べたいのですが」とお伝えすると、司書さんがデータベースを紐解き、ご自身なりの分析も踏まえておすすめの本を紹介してくださるものです。

私も限られた時間の中で効率よく情報をインプットするために、よくこのレファレンスサービスにお世話になっています。例えば、来月は日置市が姉妹都市盟約を締結している韓国の南原市に訪問する予定があることから、今月は「南原市や、日置市と韓国との交流について調べておきたいです」とご相談し、早速選書していただきました。

↑こちらが選書していただいた本。いまは、豊臣秀吉公の朝鮮出兵から始まる日置市(島津家)と韓国の歴史について、改めて学ぶことから始めています。

なお、↑こちらは日置市若者未来会議を開催するにあたって参考図書として推薦いただいた本です。いずれも企画段階で大いに参考にさせていただきました。

昨年の夏にマレーシア出張に行った際にもレファレンスによってマレーシア関連本を複数紹介いただきましたし、オリーブの戦略を考える際にも関連本を推薦いただくなど、司書の皆さんには大変お世話になっています。

2.日置市の図書館は各地域に4館

日置市には、東市来、伊集院、日吉、吹上、4地域にそれぞれ図書館があり、借りた本は市内どの図書館でも返却できます。各館の休館曜日は異なるため、市内のどこかの図書館は必ず空いています。市内の4図書館はそれぞれに特色があり、各館で司書さんが思いを込めて運営してくださっています。

また、日置市は鹿児島市・姶良市・いちき串木野市と一緒に連携中枢都市圏を形成していることから、日置市民の皆様は、鹿児島市立図書館、姶良市立図書館、いちき串木野市立図書館も活用できます。

図書館は本を借りるためだけの場所ではなく、調べものをしたり、集中して考えたり、勉強をしたり、様々な用途で多くの方が集まる場になっています。皆様にもぜひ、ご活用いただきたいと思います。

木をふんだんに使い、自然光が暖かい雰囲気をつくる吹上図書館
(図書館内での写真撮影にあたっては、職員に事前にお声かけいただき、利用者の皆様へのご配慮をお願いします。)

3.子育て世代こそ、図書館を

私は自分自身が本好きな子供だったこともあり、小さいころは図書館が大好きでした。

一方で社会人になると本をオンライン通販で購入する機会が増え、一時期は図書館の利用頻度が激減しました。おそらく同じように「昔は図書館、よく行ったけれど、最近は行っていないなあ」という方は少なくないと思います。

特に30代、40代の子育て世代は、日常に追われる中でなかなか本を開く時間がなく、また図書館に行く時間も取れないことが多いのではないでしょうか。さらに、せっかく図書館に行っても子どもさんの本選びに付き合うだけで精いっぱい、なかなか自分の本を選ぶ時間は取れないという方も多いと思います。

そんな皆さんにおすすめしたいのが、レファレンスサービスです。各図書館に電話で事前に「〇〇に関する本があればおすすめをご紹介ください」とお伝えいただければ、とっておきの一冊(もしくは数冊)をご紹介くださいます。

※レファレンスサービスにはある程度の時間がかかりますので、事前にお電話でご相談いただくことをお勧めしますが、来館日当日に相談されても対応できる場合もありますので、お気軽にカウンターでご相談ください。

4.私のおすすめ本は毎月の広報誌でもご紹介

なお、私自身がお勧めしたい図書館の本は、毎月の日置市 広報誌で紹介しています。24ページに掲載されている「図書館へようこそ」という図書館のおすすめ本紹介のコーナーに「市長おすすめ」という枠を作っていただいているので、本選びに迷われたときは、広報誌のこちらのコーナーを参考にしていただけますと幸いです。

R5年4月号では、「あきらめません」という本をご紹介

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永山レポートは、2021年5月29日の日置市長就任後、永山が毎週の動きや感じたことを広く皆様にお知らせするものです。

毎週金曜日の夕方に更新しておりますので、よろしければ今後もお付き合いいただけますと幸いです。

永山由高

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