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お笑いが好き。

今では年に一度、M-1グランプリの日しかネタ番組(というかテレビ)を見ないけれどお笑いは大好きだ。好きな芸人さんを挙げたらキリがない。
ネタ番組全盛期だった時代はおそらく殆どのネタ番組をリアタイ視聴と録画機能を駆使して網羅していた気がする。

そんなお笑いオタクだった私はお小遣いの大半をお笑いポポロやらお笑い男子校やらお笑いテレビLIFEなどの雑誌につぎ込んだものだ。地味に高いのよ。

若手芸人さんが今よりチヤホヤとアイドル扱いされていた時代。芸人さんにも「顔ファン」がついていた時代。
ジャニーズ界隈みたいに同担拒否とかあった気がする。あと顔から入ったであろう新規ファンにやたら厳しいみたいな。
(白状すると流れ星だけは瀧上さんの顔から入ったクチだ。だって本当にお顔が綺麗なんだもん。)
今でも芸人さんの顔ファンっているのかな…

ちなみにM-1鑑賞はデビューが遅く、NONSTYLEが優勝した2008年から見始めた。推しが優勝してワンセグの前で飛び跳ねたなぁ、、、
そこからはほぼ毎年リアタイで見ていて、
銀シャリが優勝した2016年からはいっちょ前に画面の前でどこから目線なのかブツブツ分析したりツイッターのトレンドを追ったりして忙しい夜を過ごしている。
M-1の日にうっかり遅くまで仕事を入れてしまった日にはそわそわして仕方なかった。
M-1が休止をしていた間のTHE MANZAIももちろんリアタイ視聴。こういう賞レースは若手が人生かけて挑むという先入観があったし現にM-1には結成年数の制限があったので、その頃で既に中堅と言われていた博多華丸・大吉がTHE MANZAIで優勝した時はなんだか新鮮な気持ちだった。
どちらかというと漫才派なのでキングオブコントとR-1は見ていないがなんとなく優勝だけ知ってるというレベル。(中山功太優勝時のR-1だけはリアタイで見ていた気がする。)

永槻さん、お笑いについて書きなよ!と助言頂いたのでなんとなく書き出してみたけれど好きだからこそ上手くまとまらない。
漫才は語りだしたら止まらないので好きなコントでも挙げてみようかな。
以下敬称略だったり略じゃなかったりでつらつら並べていく。コントで飯食ってる系の芸人さんは少なめに、普段漫才メインで見かけるような芸人さんのコントの中から好きなのを紹介したい。ちなみに目新しさはない。

・とにもかくにも中川家の「オカン」シリーズのコントはどれも最高に面白い。大阪のオカンエキスを凝縮してそれでいてしつこくない。まさに大阪のさらっとした2度漬け禁止ソースに潜らせた串カツ。どんだけでも頂ける。は?

トータルテンボスの「手が長い転校生」も当時最高に笑った。ちなみに私は大村さんの「愛くるしいな〜」というワードが大好きである。そう、人はみな愛くるしいのだ。昔SoftBankが開催した「S-1バトル」︎︎︎︎でのトータルテンボスのいたずら動画が大好きだったなあ。

ジャルジャルの「南くん」シリーズも最高。baseよしもと時代に沢山見たが今でもYouTubeチャンネルで南くんが出てくるのが嬉しい。レッドシアター時代の印象としてはジャルジャルは個人的にハマるコントとハマらないただしつこいだけのコントがはっきりしていた記憶があったけれど今となってはもう全部好き。

コウテイの出っ歯の小川くんが出てるコント(ネタ名知らない)
コウテイといえば荒ぶる漫才だが一つだけYouTubeで見かけたコントがこれだ。とにかく小川くんが愛くるしい!(大村さんリスペクト)
2020年M-1敗者復活戦での漫才も、私が初めてコウテイを知った時からそんなに経ってないのに格段に仕上がりが違うので今後が楽しみでならない。第七世代として既に売れていて、入手困難な単独ライブのチケットがやっと買えたのにコロナで行けなくなったことだけが心残りである。不仲だ不仲だと言われているし、本人らも「ほんま嫌い」と言っていたのがある種の売りだったが、もう過去のことだと思ってる。なかなか「CCレモン」が言えない「小川くん」に吹き出してしまう下田さん、つい笑ってしまって顔を見合わせる2人を見ていると家族にも近い「相方」という関係の尊さを拝まずにはいられない。

チョコレートプラネットの「業者」は人生で唯一「しょうもね〜〜〜〜!!!!」と言いながら笑ったコントだ。YouTubeチャンネルも好き。コメント欄で見かけたが「自ら需要を作り出す」というところでは本当に長けている。悪い顔選手権しかりいわくなし・呪われてないシリーズしかり旅シリーズしかりセンスがいい。コントじゃないけれどUCHIWAKE TVは見て欲しい。本当にしょうもない。

和牛の「公園」(和牛 老人 と調べても出る)とてもキャッチーで良い。川西さんは声から上手いんだよな〜とうっとりせざるを得ない。でもやっぱり一番はマナミちゃん。ついでに好きな漫才も言っちゃうと洋服の店員束縛。

・みなさまご存知かまいたちの「ウエットスーツ」は山内さんの「目処が立ってんねん」の為に何度も見ている。

見取り図の「大阪のカスカップル」シリーズはがっつり見入るコントというよりショートコントといったかんじ。車のキーキャッチの息ピッタリ具合はこのネタの目玉だと勝手に思ってる。綾ちゃんが眼帯してるのが絶妙にリアル。見取り図のYouTubeチャンネルでの「昔の写真でアハ体験」も好き。どしょっぱつからとんでもない写真が出てくる。

「パニパニパーティ」は深夜のコント番組「コンバット」の中の人気コントの一つ。私はパニパニパーティIIからよく見ていた。コント自体が面白いというよりとにかくビジュアルのパンチが強いので強烈に印象に残っている。平成ノブシコブシとジャングルポケットが若い!そして今や有名女優の倉科カナもメンバーとして出ている。

「天敵」は同じく深夜のコント番組「1ばんスクラム」でのコントの一つ。ぱっつんボブ時代のあっちゃんこと前田敦子がヒロインを務め、ニッチェ江上、少年少女(解散)、ヒカリゴケ(解散)片山、かまいたち山内(とにかく若い)が脇を固める。このコントのメンバーでは江上さんと片山さんが一番好き。ヒカリゴケ解散したの惜しまれる。この番組になる前の「ふくらむスクラム」もとても好きだった。カメ山さん、パンダのたーにー、サカグチザル、ふくらむバンドがとても良かった。

とろサーモンの「外出自粛」「労働者」。でた!!!推し始めてはや十数年、いつでも私の一番であるとろサーモン。2人のYouTubeチャンネルに上がっている最近のコントではこの二つがどれだけ見ても飽きない。「合唱コンクール」もいい。コントではないが久保田さんの個人チャンネルでの「久保田が行く!」シリーズはこれまた大好きな中山功太が出てるので何回も何回も見ている。本当に好き。中山功太にはもう一回跳ねてほしいそしてずっと売れてほしい。あとうっかりとろサーモンの漫才も紹介すると「心理テスト」「葬式」「ボイスパーカッション」が断トツで好きだしもっと若い時のスカシ漫才も尖りに尖った村田さんが面白くなさすぎて見てほしい。スカシは昨今流行りの誰も傷つけないお笑いでは決してないけれど、今のとろサーモンと見比べてみるとなかなかドラマチック。2人が歩んだ軌跡が丸ごと愛おしい。
本当に仲良いんだなと思えるコンビも、若くて尖ってて「こいつほんま嫌い」と言い合うコンビも見ていて微笑ましいが
好きも嫌いも超越し、ただお互いの存在を認め受け入れ、当たり前のように隣同士にいる熟年夫婦のようなコンビが一番尊い。
そういう意味では「相方」のように思えるパートナーと添い遂げることができたら理想な人生だなと思う。
パートナーのこと相方っていうタイプの人とは仲良くなれないけど。

はあ。また一息で喋ってしまった。

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