シニアのためのAI講座 文字を画像にする画像生成AI
シリーズ「シニアのためのAI講座」はシニアの方には難攻不落に感じる「AI」について、基礎知識と活用法を分かりやすく紹介するものです。
生涯パソコン教師!現在63歳現役パソコン教師の永塚と申します。
この記事をご覧いただき有難うございます。
さて、「ChatGPT」はご存じですか?
Googleに尋ねるとこんな味気ない説明が返ってきます。
ではその「ChatGPT」に尋ねてみましょう。
”ChatGPTは、OpenAIが開発した高度な自然言語処理モデルです。このモデルはGPT(Generative Pre-trained Transformer)という技術に基づいており、膨大なテキストデータを学習して人間のように文章を生成する能力を持っています。特に、対話形式で質問に答えたり、テキストの補完、翻訳、要約など、さまざまなタスクに対応することができます。
主な特徴:
1.会話型インターフェース
ユーザーと自然な対話を行うことができ、質問に答えたり、情報を提供したりします。
2.幅広い知識
多くの分野に関する知識を持っており、様々な話題について情報を提供できます。
3.カスタマイズ性
特定のトピックやスタイルに合わせて応答を調整することが可能です。
4.生成AIの利用
テキストの生成、補完、要約など、創造的な文章生成が可能です。
ChatGPTは、教育、ビジネス、エンターテイメントなど、さまざまな用途で活用されており、その応答の質や自然さが高く評価されています。”
自分のことなのでいいことばかり書いてますね。
一言でいうと、会話形式でどんな要望にも応えてくれるサービスということでしょうか。
ChatGPTのように、ユーザーの要望により、文章を生成してくれたり、画像を生成してくれたりするAIのことを生成AIと言います。
そして生成AIには主に以下の種類があります。
・テキスト生成AI
・画像生成AI
・動画生成AI
・音声生成AI
ChatGPTは画像を生成することもできますが、テキスト生成AIとして有名です。
前置きが長くなりましたが、この記事では数ある生成AIの中でも初心者だって楽しめる画像生成AIについて紹介しようと思います。
画像生成AIと言えば「Midjourney」が一番有名で優秀ですが、有料で使い方も難しいのでここでは紹介しません。
無料で簡単に使えるものを紹介します。
それは
Bing Image Creator
です。
Microsoftが提供している画像生成サービスで、Microsoftのアカウントがあれば無料で利用することができます。
使い方は簡単!
プロンプトという命令文を日本語で入力するだけです。
高性能で有名な「Midjourney」はこのプロンプトを英語で入力しなければならないので扱いが難しいのです。
その点「Bing Image Creator」は日本語で入力できるので有難いですよね。
では、まずログインしてみましょう。
ログインにはマイクロソフトのアカウントが必要ですよ。
使い方は簡単、入力欄に描いてほしい画像を日本語で入力して「作成」ボタンをクリックするだけです。
では「シニアのパソコン教室」と入力してみましょう。
4つの画像が生成されました。
あれあれ、ChatGPTをご利用の方には見覚えのある画風ですよね。
そう「Bing Image Creator」は裏で「DALL-E3」が動いています。
話を続けます、4つの画像が生成されました。
この画像をダウンロードすることもできます。
左上の写真をクリックします。
ダウンロードのリンクをクリックします。
するとダウンロードフォルダに画像ファイルがダウンロードされます。
「ファイルを開く」という青文字のリンクをクリックすると、ダウンロードした画像が開きます。
では復習です。
今度は「パソコン操作に困っているシニア」と入力してみましょう。
そして「作成」ボタンをクリック!
すると4つの画像が生成されました。
あれ、あれ?何か変な画像が生成されました。
1枚目は合格ですが、2枚目は心霊写真ですね。
クリックしてアップで見てみましょう。
気づきましたか?机からマウスを持った手が生えるますね。
こうした間違いは結構起こります。
指が6本だったり、4本だったり。
今回はたった15文字の日本語を画像にしたわけですから、説明不足ですよね。
では今度は少し丁寧にプロンプトを入力してみましょう。
「初老の男性が一人でパソコンを操作しています。何かトラブルがあったのか、とても困った様子です。」
では入力して、作成ボタンをクリック!
作成中はこんな画面になります。
はい、新たに4つの画像が生成されました。
今度はいい感じの画像が生成されました。
面白いですね。
あなたも試してみたくなりましたか?
どんなプロンプト(日本語の指示文)を入力すれば意図した画像が生成されるのか。
画像生成AIは優秀ですが、意図した通りの画像を生成するにはプロンプトに工夫が必要です。
これは経験で会得するしかありませんね。
是非あなたもトライしてみて下さい。
Bing Image Creatorは以下のリンクからご利用いただけます。
https://www.bing.com/images/create?cc=jp
この度は最後までご購読いただきありがとうございました。
シリーズ「シニアのためのAI講座」の第一弾をご覧いただきました。
次の「シニアのためのAI講座」も楽しみにお待ちください。
では、次の講座でまたお会いしましょう!
生涯パソコン教師、現在63歳現役パソコン教師の永塚英男でした。
永塚パソコン塾
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